2011年06月15日

焼き鳥 がやがや 多摩市

多摩市に引っ越して最初に向かったのはフレンチでした。質の高い人気店が2つ。都心から離れた場所ですが、食については期待できそうです。自分で最初に見つけた店は、ラーメン しば盛。その後、ラーメン、そば、寿司、スペイン料理、カフェなどいろいろと食べ歩いています。多摩市は都心に比べて数は少ないものの、特徴のある店がいくつもあります。そんな中でも自分のテーマとして押さえておきたいのは、やっぱり居酒屋。特に焼き鳥屋はなるべく多く通っておきたい。「がやがや」は肉屋さんが出店した焼き鳥店。多摩市の貝取本店、聖蹟桜ヶ丘店と本店の横にある「おもちかえり専門がやハウス」の3店舗で営業中しています。

110123b01

110123b02

110123b03
多摩市にも人気の焼き鳥屋が何店かあります。その中でも特に気に入ったのは3店ほど。がやがやは、開店と同時にほぼ満席という地元の人気店。ただし、インターネットで検索してもほとんど情報は出てきません。なぜこれほど人気の店が無名なのか。口コミサイトに出ているのは、テレビや雑誌などに出たことのある有名店ばかり。誰かが見つけて口コミで噂が広がるようなことは、ネット上にはほとんどないのではないでしょうか。

とり136円、すなぎも126円、ぼんじり126円、せせり126円、ささみわさび210円、ささみ梅しそ210円、ねぎま157円、うずべぇ~210円などを注文。うずべぇ~というのは、うずら+ベーコンです。とにかくこの店は元気があって面白い店員さんが多い。「ねぎま3本」と注文すると、「はい!ねぎま300本!(笑)」というオヤジギャグで返されることがあります。あの手この手でお客さんを喜ばそうというサービス精神。もちろんお客さんの様子を見て、そっとしておいてくれることもあります。オーナーが自らお酒を持って来たりと、必ず顔を出してくれます。串盛り合わせは1,050円、一人前六本。「エンドレス串焼き」はストップがかかるまで出てきます。注文がめんどくさい人はエンドレスもお勧めです。

110123b04

110123b05

110123b06
つくね262円、がつ105円、てっぽう105円、かしら105円などを注文。焼きとんも新鮮でおいしい。肉屋さんならではの品質ですね。座敷席はいつも予約で満席ですが、僕は予約をせずにカウンターに座ります。カウンターには野菜が並べられているので、野菜好きの特等席になっています。野菜がおいしくて豊富なのも、この店の特徴です。店長との会話も楽しいので、がやがやに来たらカウンターがお勧めです。にんにく157円、ねぎ105円、えりんぎ210円、しいたけのあし126円などを追加。このへんは定番で、いつもなくなる前に一通り頼んでおきます。

酒は日本酒や焼酎が揃っています。僕は、高清水525円、山形正宗630円、王禄630円、貴630円などが中心。酒は珍しいものも置いてあります。時々オーナーが来て「今日は・・・があるよ」などと言うので、つい注文してしまう。和牛タタキ840円もなかなかうまい。牛肉がダメな焼き鳥は多いですが、ここは精肉店が出した店。牛肉の品質にも自信があります。

110123b07

110123b08
いつも席に着いてすぐに注文するのは、煮込みです。にこみスペシャル525円は、豆腐とキムチが入ります。普通の煮込み367円以外にも、にこみ豆腐420円、にこみキムチ420円などありますが、にこみスペシャルは全部入りといったところ。ただ単に全部入っているだけでなく、煮込みとしてのバランスもしっかり保たれています。〆はおにぎりやうどん、雑炊などいろいろとありますが、僕が気に入っているのは、やきとり丼546円。これだけ焼き鳥を食べて、また最後にやきとり丼まで食べてしまいます。

小田急永山駅・京王永山駅からも多摩センター駅からも遠く、最寄駅と言える駅がない不便な場所。それでもいつも満席なのは、地元の人たちと、タクシーで通う常連さんたちがいるからでしょうか。知名度はまだまだですが、多摩市を代表する焼き鳥店になる可能性を秘めています。聖蹟桜ヶ丘店は駅から徒歩5分以内。まずはそちらに行くのもいいかもしれません。



■店名:がやがや貝取本店
■住所:東京都多摩市貝取1-50-1-101
■電話:042-338-3919
■営業時間:17:00~23:00
■定休日:月曜・第3火曜(月曜祝日の場合、翌火曜日が休み)


大きな地図で見る

2011年02月28日

バードコート 北千住 5

おまかせが一通り終了したところで、「ぼんぼちとかもあるよ」と言ってくれたので、続きをお願いすることにしました。「おまかせ」はバードコートに元々あったものなのでしょうか。僕ははじめて伺った時から、「おまかせ」のようなものでお願いしています。席に座ってすぐ、「適当に焼いていい?」と聞かれたので、はじめはそういう店なのだと思っていました。それ以来、焼き物は全ておまかせ。ソリやぼんぼちなど数の少ない希少部位も、いくつか残しておいてくれています。一通りの後の追加が、バードコートの真骨頂ではないでしょうか。※バードコート 北千住 4の続きです。

10121815

10121816

10121817
まずは、「ぼんぼちとか何本か下さい」というあいまいな注文。出てきたのはイメージ通り、ソリ、ツル、ぼんぼちなどです。ソリは太ももの付け根の部分、ツルは首。ぼんぼちは尾っぽの先の肉です。奥久慈軍鶏のソリは絶品ですね。これだけは絶対に食べて帰りたいものです。ぼんぼちは良質な脂が詰まったワイルドな部位。好みが分かれる部位ですが、これもうまいですよ。

この日はビールの後、ずっと赤ワインを飲み続けています。やはり焼き鳥には赤ワインが一番合いますね。ワインはいつもこちらで選びますが、「こっちの方がオススメ」と大抵言われます。野島さんにそう言われると、いつも変えてしまうのですが、同じ銘柄でもヴィンテージの違うものを出してくれたり、ワインに関しても結局おまかせ状態です。

10121818

10121819

10121820

10121821
野菜も少し焼いて欲しいと思い、ミョウガと椎茸の軸を追加しました。すかさずお口直しが出るあたり、ずいぶん変わったなと感じます。水もシーガルフォーの浄水器にしたり、細かな変更がいくつもあるようです。

店員さんも増えましたね。今までは、長手方向のカウンターを担当している方が2番手で、それ以外の方の印象はあまりありませんでした。この日は、新しい店員さんも、それぞれが自分の判断でよく動いているという印象。そのおかげで、野島さんが焼き物により集中できる環境になったのだと思います。実はサイドメニューの味については微妙な変化があります。ただ、この変化に気付く人はあまりいないというほどの小さな違いです。

10121822

10121823

10121824

10121825
シメの定番、軍鶏の親子丼、軍鶏の雑炊、軍鶏の卵のプリン。普通は1つでいいんでしょうけど、僕はいつも全て注文します。どれも独特のおいしさなので、どれか1つを我慢するというのが難しい。1つずつを2~3人で食べればいいので、1人でなければ、全部頼んでも大丈夫だと思います。

それでも食べ過ぎた感はやはりあります。でもおいしいからしょうがない。昨年のバードコートは一昨年とは全然違っていました。焼き鳥では既に最高レベルにあると思いますが、まだまだ上を目指して進化を続けています。今年も、更に進化するのでしょうか。どこがどう変わっていくのか、今後も注目したいと思います。

【以前の記事】
バードコート 北千住 4
バードコート 北千住 3
バードコート 北千住 2
バードコート 北千住 1


■店名:バードコート
■住所:東京都足立区千住3-68
■電話:03-3881-8818
■営業時間:17:30~23:00
■定休日:月曜日


大きな地図で見る

2011年02月24日

バードコート 北千住 4

ミシュランで一つ星を獲得したバードコート。ようやく足立区が調査地域に加わったということでしょうか、今回はじめてミシュランに掲載されました。店主の野島さんに電話すると、とても嬉しそうにいろいろと教えてくれました(後述)。今回バードコートで驚いたのは、コース主体に変えているところ。今までも僕は毎回おまかせでお願いしていましたが、今回はかなり計算されたコースが組まれていました。味付けなど細かい部分もかなりの変更があるようです。名店バードランドで修行をして、これ以上ないレベルの焼き鳥を提供しているバードコート。この店ですら、まだまだ上を目指して改良を重ねているということが新鮮な驚きでした。

10121801

10121802

10121803
席に座ってすぐ出されたのは、温泉卵。温かく、ほのかに柚子の香りがします。その後すぐに前菜。軍鶏の皮の二杯酢、川越のざる豆腐、レバーパテ。僕があっけに取られていると、「いいでしょ?」と野島さん。明らかにやり方を変えています。ミシュランを意識しているわけではないと思いますが、星を取るにはコースにするのが近道でしょう。これは際どい位置にいる全ての店に有効な対策だと思います。レバーパテは好きな人は別に頼んだ方がいいけど、少しだけ食べたい人には、このくらいの量が適量。なるべく全員に食べて欲しいという配慮ではないでしょうか。

10121804

10121805

10121806

10121807
ササミは炭の香りがほんのりと香る素晴らしい仕上がり。レバはブラックペバーの風味がいいですね。塩の効いた砂肝も相変わらずうまい。でもここで気付くのは、味付けの変化です。バードコートの変化は、コース仕立てにしただけではなかった!実は焼いているところを見てもその変化は確実に分かるのですが、どのくらいの客がこの変化に気付いているでしょうか。

お口直しに、かぶの漬物。たった焼き鳥3本で、もう口直しです。繊細なササミを最初に持ってきて、味の濃いレバと砂肝。ここで強制的にリセットして、次の鳥皮に備えます。かなりよく考えられた構成ではないでしょうか。お店が何を押したいか、どう食べて欲しいかが明確に伝わってきます。

10121808

10121809

10121810
サッパリとしたところで、鳥皮です。山椒の風味がいいですねえ。ここまで食べて感じるのは、焼き方、味付け、香りなどよくコントロールされているということ。繊細な計算が見て取れます。次のキャベツ焼きも、鳥皮の脂っこさを取る目的もあるようです。これはトリュフソルトで味付けされています。塩自体も旨いのですが、キャベツの甘みをうまく引き出しています。ぎんなんは苦味がいいですね。中盤は野菜で終了。おそらくこの後が終盤ということでいいのではないでしょうか。

10121811

10121812

10121813

10121814
いよいよ名物のつくね。奥久慈軍鶏の卵は相変わらず濃厚な味わいです。もちろんパンを頼むこともできます。奥様が様子を見に来て、「卵まだあるのね。パン食べるでしょ?」と言って、卵がなくなるまでパンを持ってきてくれました。

焼きトマトは青臭さがいいですねえ。オリーブオイルにもよく合います。ぎんなんやキャベツなどと同様、野菜類にもかなりこだっているように思います。最後はねぎまです。この出し方を考えても、ねぎまに対する特別な思いは伝わってきます。口直しのベビーリーフまでで、おまかせは終了です。「焼き物はここまでだけど、あとどうする?ぼんぼちとかもあるよ」というので、追加でいくつか頼むことにしました。バードコートといえば、シメのいくつかは定番として押さえておきたいところです。それは次回登場します。

ミシュランガイドの出版記念パーティーの前日、ミシュランガイド総責任者ジャン=リュック・ナレさんがバードコートに食事に来たそうです。その時、野島さんはナレさんのことを知らなかったそうですが、翌日、パーティーで壇上に上がったナレさんを見てビックリ。前日の一緒に来た人たちは知り合いだったようですが、誰の悪戯か、ナレさんのことは知らされなかったようです。

ミシュランガイドに掲載された焼き鳥店は、全部で7店。今のところ全て一つ星の評価になっています。これで一通り出揃ったと考えると、今後この中から二つ星が出てくるのでしょう。天ぷらも少しずつ星を増やしていって、今回はじめて三つ星が誕生しました。焼き鳥に関しても、同じ一つ星といっても、明らかにレベル差があるので、二つ星誕生は間違いのないところだと思います。更に更に上を目指そうとするバードコート。たぶん二つ星候補の筆頭はこの店ではないかと、密かに期待しています。

【以前の記事】
バードコート 北千住 3
バードコート 北千住 2
バードコート 北千住 1


■店名:バードコート
■住所:東京都足立区千住3-68
■電話:03-3881-8818
■営業時間:17:30~23:00
■定休日:月曜日


大きな地図で見る

2011年02月07日

番番 (ばんばん) 焼鳥 歌舞伎町

マイミクのtejipapaさんが東京に帰って来たので、新宿で飲むことになりました。そのまま大阪に帰るということなので、あまり時間がありません。気軽に入れる雰囲気のいい店はないでしょうか。新宿での店選びはいつも困ります。迷った挙句、前から気になっていた、歌舞伎町の番番(ばんばん)に行くことにしました。

10100302

10100303

10100304

10100305
赤と青の文字で「地酒、焼鳥、番番」などと書かれた派手な看板が目印です。ここから階段を下りて地下1階に向かいます。地下にある居酒屋は、臭いや埃が気になるものです。ビルの中、特に地下の店はなるべく避けることにしています。番番も大衆的な焼き鳥屋なので、その点覚悟して訪問したのですが、特に問題はありませんでした。カウンターに座った瞬間、「なかなかいい店だな」という印象を受けたのもそのせいかもしれません。

まずはいくつか焼鳥を注文します。とり焼きは100円で、ひな正、ねぎま、つくね、とりかわ、すなぎもとメニューにあります。もつ焼きは100円、しろ、れば、かしら、たん、はつ、なんこつ、こぶくろなどです。値段はかなり安いですが、質はまずます。煮込は350円でした。

カウンターには常連客が何人かいるようです。ここのご主人でしょうか、目の前の店員さんは、我々の右隣の人とずっと話しています。時々、左奥の人にも話を振るんですが、競馬か何かの話で盛り上がっているようでした。

飲み物は生ビールは500円にします。他にも酎ハイ各種250円、ウーロン割り、緑茶割りなどは300円、冷酒は、吉乃川、菊水、新政、竹乃露、玉の光などがあります。

10100306

10100307

10100308
笹身刺しはメニューにはなかったようですが、常連らしき人が注文していたので、僕もお願いしました。えいひれ350円はtejipapaさん、とろろ納豆350円はトマ子さんの注文です。皆、近況報告をしながら、焼鳥をほお張っています。

とても賑わっている店ですが、万人ウケしないかなと思うのは、接客の部分でしょうか。隣の人は、なかなか注文を聞いてくれないと怒りぎみ。我々は3人だし、焼く人のペースでどうぞという感じです。常連さんとは話しないといけないし、注文が重なると対応は難しくなります。こういう店では仕方のないことかもしれません。

かなり値段が安く、店内も大衆酒場にしては清潔なのはいいですね。お客さんが多く、カウンターの雰囲気もいい感じです。歌舞伎町で安く飲むなら、かなり有力な候補になる店ではないでしょうか。




■店名:番番(ばんばん)
■住所:東京都新宿区歌舞伎町1-16-12 梅谷ビル
■電話:03-3200-9354
■営業時間:17:00~23:45
■定休日:無休


大きな地図で見る

2011年01月18日

鳥金 焼き鳥 渋谷

若者の街としてのイメージが強い渋谷ですが、時代に取り残されたように古い居酒屋が残る場所もあります。僕が学生時代に通ったのは、少し外れた場所にある居酒屋でした。例えば、渋谷マークシティに沿った通り。焼肉、焼き鳥、うなぎなどの店が並び、店から大量の煙が吐き出されています。この辺りで好きなのは、魚介の爆盛りで有名な店「魚がし福ちゃん」。そこから首都高を渡って、セルリアンタワーの裏手に桜丘町という街があります。この辺りにも古い焼肉屋や居酒屋が残っています。中でも好きなのは、学生時代から通っている焼き鳥屋「鳥金」。宮崎地鶏の炭火焼きをリーズナブルな値段で提供する焼き鳥屋です。

10092903

10092906

10092902

10092904a
今にも傾きそうな小さな建物に赤提灯。店内は焼き鳥を焼く煙が充満し、店の外にまで漏れて来そうなほど。会社帰りのサラリーマンで賑わう焼き鳥屋の風情です。ところが中に入ると、全く違う客層であることが分かります。サラリーマンよりも、クリエイティブな仕事をしている若い人たちが多く、女性が2~3人で飲みに来ていたりします。正面のカウンターと、奥の空間にも小さなカウンターが壁沿いに一周しています。壁にへばり付いたティッシュ箱、カウンターの飛び出した先に、2人で向き合って座れる席があるなど、簡素な中にも工夫がうかがえます。

はじめて訪問した時の衝撃は今でも忘れません。純粋に味だけでファンになるというのも、当時はあまりないことでした。ただ、昔おいしいと思った店も、今食べに行くとがっかりする事が多いものです。当時と比べて舌が肥えているし、経験も積んでいる。特に居酒屋では、昔と同じように楽しむのは難しくなっています。居酒屋は安いのが前提になります。それでも清潔で食材の質がよく、調理が適切、そんな店はなかなかないものです。

まずは地鶏の刺し身(胸肉)630円を注文。これを食べた瞬間、やはりここは本物だと思いました。この値段でこれだけの刺し身が出せるのだから、すごい店です。地鶏もも身炭火焼き中皿1,155円と、めかぶ315円を注文。地鶏もも身の炭火焼きというメニューも、今では珍しくありませんが、未だにここが一番だと思います。小皿(1人前~2人前)630円、中皿(2人前~3人前)1,155円、大皿(3人前~4人前)1,680円とありますが、中皿を頼めば2人で十分の量があります。

10092909

10092911

10092905

10092907
地鶏串焼き(2本525円)の地鶏レバー。これはレバーとハツがあります。串おまかせは、5本735円、10本1,470円、15本2,205円。このくらい食べれば焼き物は大体一通り。

酒はいろいろとありますが、日本酒は熊本の瑞鷹(ずいよう)一マス525円、千葉勝浦の腰古井(こしごい)一マス630円、樽酒一マス525円の3種類。このへんで一休みして、もろキュー315円で一杯やります。サイドメニューの質の高さも鳥金の魅力です。

10092912

10092913

10092901
シメに冷や汁630円を注文。冷や汁は内容や呼称が微妙に異なるものの、類似した料理が日本各地に存在します。その中でも最も有名なのは、宮崎県の冷や汁でしょう。鳥金も宮崎地鶏を扱う店だけに、冷や汁も置いてあります。最後にひんやりクールダウンできる冷や汁はシメに最高。シメといえば温かいものが主流ですが、特に夏の暑い日はこの冷や汁が食べたくなります。

【以前の記事】
鳥金 渋谷



■店名:炭焼処 鳥金
■住所:東京都渋谷区桜丘町16-10
■電話:03-3770-8679
■営業時間:17:00~23:00
■定休日:日曜・祝日


大きな地図で見る

2011年01月05日

銀座 ニュー鳥ぎん

戦後間もなく創業した老舗の焼き鳥屋、鳥ぎん。当時珍しかった釜めしが名物の焼き鳥屋です。今では全国に30店の支店があり、そのうち直営店は7店。その他は「鳥ぎん会会員店」という位置づけになっています。ニュー鳥ぎんもその一つで、創業は昭和28年。3階建ての建物が、銀座の路地裏にひっそりと溶け込むように建っています。

10122205

10122201

10122202

10122203

ニュー鳥ぎんは、鳥ぎん本店のすぐ隣にあります。ビルの地下に広々と店を構える本店は、一度に数十本の串を焼く光景が、いかにも流行っている焼き鳥屋の雰囲気を漂わせています。それに対しニュー鳥ぎんは、1階の入口付近にL字に並んだ2台の焼き台があるのみ。店内は狭く、みっちりとテーブルが詰め込まれています。1階から3階まで客席があるので、どんなに混んでいてもあまり待つことはありません。相席ですぐに座らせて、席が空いたら移動させてくれます。この気遣いは気持ちのいいものです。

いつも騒がしい店内は、気を使わずに気楽に飲むことができます。鳥ぎんは銀座に3店ありますが、結局この店ばかりに足が向くのは、この雑然とした雰囲気のためでしょうか。焼き方が丁寧なのも、他の鳥ぎんにはない特徴です。味に厳しい人には勧めませんが、ニュー鳥ぎんの焼き鳥は、時々食べたくなる個性があります。

ビールは中ジョッキで620円。焼き鳥は1本160~300円くらいです。僕の場合、まずは「お得な盛り合わせ」1,100円から注文します。盛り合わせは、やきとり、はさみ、ねぎま、手羽先、レバー、つくねのセット。それぞれタレと塩を指定できます。手羽先が270円でその他は170円なので、このセットで頼むと20円安い。注文が早く済むので、いつも最初にビールと盛り合わせを頼みます。次に何を焼くかは、その後ゆっくりと考えればいい。何も考えず会話に集中できるので、こういうセットはありがたいものです。ちなみに鳥ぎん本店には、ライトコース(5種)780円、エンジョイコース(8種)1,300円、スペシャルコース(14種)2,490円もあり、焼き鳥に関しては何も考えずに済みます。

珍しい焼き鳥もいくつかあります。白モツ(ハツモト)280円が、1人1本までの限定。これは売り切れになっていることが多い。限定 骨付きもも650円、串玉(くしたま)などもレアメニューです。串玉はお腹の中にある状態の、殻がまだ出来ていない卵。焼き鳥以外では、特性煮込み450円などもよく注文します

10122207

10122204

10122206

お通しは名物の、しらすおろし。これはメニューにもあるので、追加注文もできます。シメはほぼ全員が注文する釜めしです。注文を受けてから炊きはじめるので、少し時間が掛かります。2度目の注文をする時に、一緒に釜めしも頼んでおくとちょうどいいようです。釜めしには、鳥、筍、海老、かに、山菜、小柱、穴子、かき(10~3月)、松茸(9~10月)などなどいろいろとありますが、オススメはやはり鳥を使ったもの。この日は、鳥と小柱1,100円を注文しました。

これまで何度も訪問して、銀座の隠れ家的に使ってきたニュー鳥ぎん。こういう店をどう紹介するかは難しいものです。今年は和食や居酒屋、特に、あまり注目されない店も紹介していきたいと思います。鳥ぎんのように、長く愛されている店には、それなりの理由があります。酒や料理のおいしさだけでなく、総合的に「いい店」を紹介していきたい。そういう思いを込めて、新年最初の記事はこの店にしてみました。



■店名:釜めし 焼とり 銀座ニュー鳥ぎん
■住所:東京都中央区銀座5-5-11
■電話:03-3571-3334
■営業時間:16:30~22:00(L.O.21:45)、土・日・祝11:30~21:30(L.O.21:15)
■定休日:月曜日


大きな地図で見る

2010年12月02日

やき鳥 まさ吉 武蔵小山

55aiaiさんから、「ラーメンブロガーさんたちと飲み行こう!」というお誘いをいただきました。メンバーはお会いしたことのない方ばかりですが、以前お会いした、ぼぶさんのお名前があったので参加させて頂ことにしました。お店は、武蔵小山の「やき鳥 まさ吉」。この店の噂は、いろんなところから聞こえてきます。焼き鳥屋なのに本格的なラーメンを提供する店ということで、ラーメン好きの間ではよく知られています。これは一度食べに行かないと!と思いつつ、ずいぶん時間が経ってしまいました。

10111801

10111803

10111802

10111804
武蔵小山駅から徒歩5分程度でしょうか。大通りから少し入ったところにある静かな路地。いくつか飲食店はあるものの、ほとんど住宅地に近い雰囲気の場所です。その中に溶け込むようにして「やき鳥 まさ吉」がありました。細長い店内の奥に伸びるカウンター。その一番奥にあるテーブルが我々の席でした。このテーブル席は片側しか座れません。手前側が通路になっているので、ここをふさぐと奥のトイレに行けなくなってしまいます。仕方なく、テーブル席の壁側に4人、カウンターに2人という変則的な配置になりました。

ボジョレー・ヌーボー解禁ということで、ぼぶさんからジョルジュ デュブッフのボジョレーが振舞われました。その他のお酒は日本酒が中心。出雲富士790円、十四代などを飲みました。十四代は、僕の大好きな愛山があるということで、久々に注文。これはメニューにある十四代(純米吟醸)1,570円といことでいいのでしょうか。日本酒にもこだわりが感じられます。僕が好きな陸奥八仙790円なども置いてありました。

鶏たたきとアボカドのわさび和え、レバ刺し、ポテトサラダ400円などを注文。焼き鳥だけでなく、サイドメニューも充実しています。何を頼んでもハズレはなさそうです。

10111805

10111806

10111807
焼き鳥は、せせり270円、ねぎま250円、つくね250円など。やや大ぶりでジューシーな焼き鳥です。鶏は新潟を代表する銘柄鶏「越の鶏」を使用。「越の鶏」は、ハーブやヨモギなどが入った植物性の飼料で飼育された鶏。臭みがなく、脂肪分が少ないヘルシーな鶏肉になるといいます。ただ、いくらいい鶏を使っていると言っても、この場所でこの値段はちょっと高い。焼き鳥は3~4本にしておいて、サイドメニューで酒を飲むような使い方になりそうです。小さな店ですが、一度に大量に焼く店と違い、焼きに少し時間が掛かっているようでした。焼き鳥だけを食べに行くのではなく、いろんなものを少しずつ、バランスよく注文したいところです。

10111808

10111809

10111811

10111812

いよいよ、まさ吉の目玉、ラーメンを注文します。メニューにも、「やき鳥「命」ですが、中華そばにも負けず劣らず思い入れがあります。化学調味料を一切使わず、鶏をメインにかずかずの食材でとったスープ・・(略)」などと書かれています。手間をかけて、しっかりと出汁をとったスープ。麺は佐野実さんの麺を使用しているとのこと。まさ吉はラーメン店以外で、はじめてこの麺を提供されたそうです。

ぼぶさんがお店の方と相談をしてくれて、開発中の「塩」も出していただくことになっていました。写真は順番に、中華そば、塩つけそば、塩中華そば(小)。普通サイズだけでなくハーフサイズもあるので、〆に少しだけ食べることもできます。余裕のある人は数種類食べることができそうです。

僕の好みは中華そばでした。これは所謂、昔ながらの懐かしい味。それを本格的に作ったもの、と言った方が正確でしょうか。昔ながらの中華そばは、どこかごまかしがあります。「あの頃のラーメンが一番旨かった」と言っても、それは思い出の中での話。今同じものを食べたら、また違った受け止め方をするはずです。その頃の自分を思い出しながら、しみじみ「旨い」というのが本当のところでしょう。この中華そばは、その頃のラーメンのイメージにすごく近い。違うのは、化調に頼らずしっかりと出汁をとって、真面目に作ってあるところです。麺はあの佐野さんの麺。昔ながらのイメージをそのままに、グレードアップさせた本物の中華そばだと思います。

その次によかったのは、塩つけそばです。お酒を飲んでいるので、このくらいの塩分が欲しいところ。表現が難しいですが、甘いような刺すような、少し雑味を感じる塩分。塩中華そばは、これが薄くなったような印象です。もう一工夫いるかなという感じはしました。酒を飲まずにラーメンだけを食べた場合は、また全然違う感想になるかもしれません。僕が〆に頼むなら、中華そばですね。あのスープを最後にゴクゴクと飲んで帰りたい。塩つけそばは、途中で注文して酒を飲みながら食べたいところです。

全体の印象としては、単なる焼き鳥屋ではなく、焼き鳥からラーメンまで楽しめる使い勝手のいい居酒屋というところ。どの料理にもこだわりを感じます。酒の揃えもなかなかよく、飽きさせません。特筆すべきはラーメンのレベルの高さ。まさに専門店顔負けのクオリティでした。

ぼぶさん、ばんじまるさん、がぶさん、イニシャルDさん、55aiaiさん、お誘いいただきありがとうございました。やき鳥 まさ吉は、今年一番気になっていた宿題店の一つでした。2軒目のラーメンには参加できず残念です。また、お誘い下さい。


【参加者のブログ】
ぼぶのラーメン紀行
ばんじまる@鶴見ほか
がぶがぶ君 ラー・つけ日記
イニシャルDのRETURN OF THE FUNKY 麺!
じぶん日記




■店名:やき鳥 まさ吉
■住所:東京都目黒区目黒本町5-2-8
■電話:03-3792-5216
■営業時間:18:00~23:00(L.O)
■定休日:日曜日


大きな地図で見る

2010年01月27日

バードコート 北千住 3

バードコートには年に何度も行く。顔なじみの店が増えてきたので、一通り訪問するのは大変。そろそろ行かなければと思いつつ、なかなか訪問できないことも多い。そんな中、僕が必ず年に3回以上は行きたいと思うのは、バードコート、焼肉ゆうじ、鮨水谷など。バードコートは、店主の野島さんが仕事に打ち込む姿がいい。焼き場での真剣な表情は、1本の焼き鳥に対する執念にも似たものを感じる。こういう店は必ず旨いものだ。僕自身、バードコートで外したことは一度もない。

ソリ

ペタ

つくね
ツル、ソリ、ペタなどの希少部位はいつも用意してくれている。ソリはももの付け根の肉。僕が大好きな部位だ。ペタはシッポの付け根の肉。脂身と皮目の具合がなんともいい。つくねやレバーパテは、バードコートでに来たら必ず注文する。つくねの卵はパンにつけて食べると旨い。いつもこれを食べながら赤ワインを飲む。至福の時間だ。

ねぎま

手羽先

わさび焼き
ネギマはネギを食べるためにある。僕がこのことに気づいたのは、はじめてバードコートのネギマを食べた時だ。手羽先は皮の焦げ目が香ばしい。恐らく1羽で1本だろうから、もしあれば注文しておきたい。わさび焼きの見た目はササミに似ている。むね肉なのでササミとは味が違う。しっとりとして旨い。

砂肝

なんこつ

軍鶏の親子丼

軍鶏の卵のプリン
砂肝、ナンコツ、レバー、ボンボチなども注文した。ボンボチは尾っぽの先の肉。脂が詰まったワイルドな部位だ。シメの定番、軍鶏の親子丼と軍鶏の卵のプリン。軍鶏の親子丼の旨さはたまらない。東京で有名な親子丼はいくつか食べたが、バードコートの親子丼ほどのものには未だ出会っていない。それほどに圧倒的な存在感がある。完成度の高い親子丼だ。

バードコートは、煮込みで有名な大はしの向かいにある。思えばものすごい場所に出店したものだ。この2店、ハシゴできなくはないだろう。どちらも地域に根ざした名店と言っていいだろう。バードコートはこの内容にしてはリーズナブルな店だと思う。それでも北千住にしてはかなり割高のようだ。逆に言うと、この場所だからこの値段で提供できているということでもある。

野島さんご夫婦には、いつもよくしてもらっている。お店に伺う時は、奥様とのお喋りも楽しみの一つだ。野島さんには、予約の時に「ブロガーのくにです」と言うように言われている。でも電話に奥様が出ると毎回混乱する。本名を告げると「誰だか分かんないじゃん」と言われ、余計混乱する。毎回ややこしいやり取りをするのもなんなので、次回はなんとかしようと思う。

【以前の記事】
バードコート 北千住 2

バードコート 北千住 1


■店名:バードコート
■住所:東京都足立区千住3-68
■電話:03-3881-8818
■営業時間:17:30~23:00
■定休日:月曜日


大きな地図で見る

2009年11月02日

鳥九 新橋

新橋駅SL広場の裏手にある焼き鳥屋、鳥九。僕が新橋で最も気に入っている店の一つだ。これという当てもなく新橋を歩いている時、たまたま見つけて入ってみた。全くの偶然で見つけた店だったが、今ではものすごい人気店になっている。食べログで調べると、新橋の焼鳥で第1位。常連がこっそりと通うのにちょうどいい店なのだが、一般に認知されて店が変わってしまうのが心配だ。

レバー

ねぎま
狭い店内はカウンターに15人ほど座ればもう満杯で、席が空いていることはほとんどない。この日は、ちょうど入れ替わりで席が空くタイミングだったので、すぐに座ることができた。ここに来たらコースで食べるのが基本。席に座り、「コースで」と一言。ここでは大抵の客がこうして席に着く。コースは焼き鳥に、お通し・サラダ・スープがつく。焼鳥は、ささみ、砂肝、レバー、う玉、ねぎま、だんご、かわ、もも肉、ぼんちり、手羽の10本コースが3,000円。半コース2,500円というのもあって、半コースとレバ刺しを注文する常連も多いようだ。一本一本が大ぶりで結構ボリュームがあるのがいい。半コースにするかどうかは、最後の手羽を食べるかどうかで決まる。

レバーはかなり大ぶりでふわふわとした絶品。この焼き加減はたまらない。普通の焼き鳥屋で、これほどうまいレバーには滅多に出会うことがない。ねぎまも個性的だ。ボリュームもすごいが、間に刺した小さな椎茸とピーマンもいい。

もも肉

手羽
カウンター内は、いつも忙しそうにしている。動きに無駄がないので、バタバタした印象はなく、客も意識せずゆったりと楽しめる。焼き方、塩の振り方は丁寧で手際がいい。「写真撮っていいですか?」と聞くと、「いいですよ。でもブログに書くとまた混むからね」と笑う。自分のお気に入りの店はブログに書きたいが、それでお店が混み出すこともある。ブログ自体の影響は大したことはないが、雑誌やテレビを作っている人がブログで情報収集しているので、ブログに載せるとメディアにも出やすくなる。昨年から、テレビや雑誌の方から問い合わせのメールが増えた。そのやり取りの中で、この仕組みを理解した。鳥九はそっとしておきたい店の筆頭だ。ただ、こういう店を求めている人には紹介しておきたい。居酒屋としても間違いなく名店の域に達していると思う。

■店名:鳥九 (とりきゅう)
■住所:東京都港区新橋2-8-14
■電話:03-3591-2686


大きな地図で見る

2009年08月03日

練馬 やきとり 居酒 元気屋

サントリー「東京 おいしい居酒屋 酒場 特集」の2店目です。練馬駅から歩くこと10分、区役所通り沿いに「やきとり 居酒 元気屋」があります。駅から遠い店だし、今日は2人なので予約しなくても大丈夫だろうと高をくくっていました。集合時間少し前に店に伺うと、なんと空席はテーブル一つのみ。すぐに入店して、とりあえず「ザ・角ハイボール」を注文します。これがジョッキで1杯290円ですから、ハイボールは安いですね。

ハイボール
ザ・角ハイボール

焼き鳥

焼き鳥
焼鳥の盛り合わせは、5種類のおかませ。何が出てくるかは決まっていないとのことなので、塩とタレで1皿ずつもらいます。ササミは半生、焼鳥の表面はカリカリ、レバーは中がトロトロ。きっちり基本通りの焼き加減。一つ一つが大ぶりで食べ応えがあります。

刺身
まぐろぶつ

ハイボール
ブラックハイボール、カシスハイボール

同行したMikasaさんは、「元気屋ハイボール」を注文。これはなんとオロナミンCで割ったハイボールだそうです。ハイボールは何種類もあって、他には柚子の入った「練馬ハイボール」、コーラ割りの「ブラックハイボール」、「カシスハイボール」、「赤うめハイボール」など、全てジョッキで350円です。ハイボールタワーで入れたハイボールは、泡がプチプチでいつまでも炭酸が抜けない。最後までしっかりハイボールが楽しめるのがいいところ。仕事帰りの蒸し暑い夜、ハイボールは心地よく飲めます。「ブラックハイボール」、「カシスハイボール」も注文。最近は様々なハイボールがあります。どれも個性的で、角瓶のおいしさをうまく引き出しています。

ホルモン
ホルモン炒め

から揚げ
渡りガニ唐揚

鍋

麺

最後のシメは、もつ鍋です。このもつは脂身が大きくてプリプリの食感。口当たりのいい脂身は、かなり質が高そうです。一緒にちゃんぽんも注文。極太の麺と、ニンニク醤油と脂。僕の大好きなラーメン二郎を髣髴とさせるほどの迫力です。

09073110
角ウイスキー入り

最後にメニューをざっと見渡すと、デザート欄に「角ウイスキー入り」というのを発見。これは食べなければ。出てきたのはチョコレートアイス。ウイスキーがかなり入っているので、固まりきれないそうです。溶けて来ているわけではなくて、はじめからこの状態。アルコール度数は5%もあるそうです。はじめから最後まで角づくしでした。やきとりもうまいし、角ハイボールもいい。最近ハイボールのある店は、どこも勢いがあります。練馬の「やきとり 居酒 元気屋」も、いつまでも人が絶えず賑わっていました。


角ハイボールMAPというのをご存知でしょうか。地図上で角ハイボールが飲める店の情報や、体験記事などを見ることができます。「ハイボール1杯無料」のクーポン券などにもリンクしていて、なかなか使えます。

東京 おいしい居酒屋 酒場特集



ハイボールがうまい店の訪問記事!


詳しくは・・


コチラ!



■店名:やきとり 居酒 元気屋
■住所:東京都練馬区豊玉北6丁目13-3
■電話:03-3991-5649
■営業時間:月~土 11:00~15:00、17:00~03:00、日・祝 17:00~00:00
■定休日:無休


大きな地図で見る

2009年05月26日

つきじ ととや 築地

築地場外の一番外れたところ、たけの食堂の近くに「ととや」があります。「ととや」といえば、お昼の焼鳥丼が人気の店。ボリューム感のあるビジュアルが他を圧倒しています。こんな焼き鳥丼見たことない、というほどのデカさです。

その築地「ととや」でお祝いの会がありました。こちらのブログのコメント数が6,000コメントを超えたということで、ちょうどキリ番を踏んだ僕が食事にご招待いただくことになりました。思えば前回も僕がキリ番を踏んで、「ラーメン二郎関内店」の汁なしをおごってもらっていました。今回は贅沢に、「ととや」の夜の串コース。「つくね鍋コース」にする案もありましたが、初訪問なのでやはり焼き鳥を食べておきたいということで、「串コース」をお願いしました。

09052201.JPG

09052202.JPG
ご一緒したのは、コメント欄で変なコメントしたこの方と、それを見て勘違いしたこちらの方。

僕は仕事が遅れたので、30分ほど遅刻してお店に到着。みなさん既にビールを飲みながら焼き鳥をつまんでいました。お通しの「ささみ和え」、「手羽先」、「ササミの香り焼き」などが並んでいます。

09052203.JPG

09052204.JPG

09052205.JPG
その後大皿で「焼き鳥」、「レバー」、「つくね」の盛り合わせが登場。最後は、焼きおにぎりとスープ。

この串コース、この内容で2,310円という値段はすごく安いですね。お昼の焼鳥丼が1,100円ということを考えると、バランスがおかしい気もしますが、夜はサービス価格なのでしょうか。それでも夜の「ととや」の記事は少ない。ブログで調べても、ほとんどがお昼の焼き鳥丼です。あのドカ盛りのビジュアル、それから「ご飯のみ 大盛(並の1.5倍) 100円」とか、「焼鳥のみ 大盛(もも肉3枚) 400円」とか、「その他各種 調整致します」という挑戦的な?記述など、ネタ的にはお昼の方が面白いからでしょうか。

僕としては、つまみはこのくらいで十分ではないかと思います。「ととや」の「串コース」でサクッと飲んで、次の店に流れるというパターンはかなりいいですね。やはりこの日も2件目に突入。そちらの店でもまだまだ食べまくる余裕がありました。次回はぜひ「焼鳥丼」を食べてみたい。冬になったら「つくね鍋コース」もいいと思います。


■店名:つきじ とゝや
■住所:東京都中央区築地6-21-1
■電話:03-3541-8294
■営業時間:9:00~14:00 17:00~22:00
■定休日:日曜・祝日
2009.5.22

東京都中央区築地6-21-1

2008年04月24日

バードコート 北千住 2

バードコートの後編。ここに出ている部位はどれも珍しいものばかり。一度に紹介していいものかどうか、ちょっと迷うほどだ。一つ一つが個性的で質が高い。バードコートではこれを食べなければいけない。

08032611.JPG
ボンボチ

ボンボチは尾っぽの先。脂が詰まったような味で歯ごたえはワイルド。

08032612.JPG
ぎんなん

ぎんなんは、愛知の籐九郎。

08032613.JPG
ソリ

ももの付け根の肉。これも美味。僕の大好きな部位。

08032614.JPG
つくね

つくねは卵をつけて食べる。後でパンを持ってきてくれるので、残った卵はパンにつけて食べる。パンを食べ終えても卵が残っている場合は、更に追加でパンをもらえる。

08032615.JPG
ネギマ

これを食べると「ネギマはネギを食べるための料理」というのが実感できる。これほど完成度の高いネギマにはそうそうお目にかかれない。

08032616.JPG
手羽先

元と中のセット。1羽で2本ずつしかとれないので、あまりたくさん頼んではいけない。その日捌いた軍鶏の分しか出さないので本数が限られる。個人的には「中」の方がうまいと思う。

バードコートに来たら最後に頼むべきメニューがある。どんなにお腹いっぱいになっていても、この3つは頑張って食べておきたい。特に親子丼とプリンはほんとうに感動するほど、うまい。

08032617.JPG
軍鶏の親子丼

08032618.JPG
軍鶏の雑炊

08032619.JPG
軍鶏の卵のプリン

■店名:バードコート
■住所:東京都足立区千住3-68
■電話:TEL 03-3881-8818
■最寄駅:北千住駅 西口 徒歩5分
■営業時間:17:30~23:00(ラストオーダー)
■定休日:月曜日


大きな地図で見る

2008年04月23日

バードコート 北千住 1

北千住に僕がよく行く焼き鳥屋がある。「どこか美味しい焼き鳥屋ありませんか?」と聞かれたら、真っ先に名を挙げるのが北千住のバードコート。銀座の名店バードランドで修行した野島さんの店だ。奥久慈の軍鶏を使用した絶品の焼き鳥。都内にこれ以上の焼き鳥はないだろう。

08032601.JPG
ペタ

ペタとはシッポの付け根の肉。希少部位だ。バードコートに行くと僕は必ずおまかせで焼いてもらう。希少部位は本数が限られるので、日によっては2人で1本とかになってしまうが、文句は言わない。そんな工夫もありつつつ、なんとか出してくれるのがバードコートのいいところだ。

08032602.JPG
ツル

ツルは首の肉。これも旨い。

08032607.JPG
わさび焼き
ササミではなくわさび焼き。見た目はササミっぽいのだが、むね肉なので味が違っていて面白い。

08032603.JPG
レバーパテ

バードコートに来たらまずはこれを注文すべし。修行先のバードランドと同じ作り方だそうだが、こっちの方がうまいと思う。パンは追加してもらえる。

08032604.JPG
MAURO 2004

この日は好みのワインはなかったのでお任せで。赤のちょっと渋めをリクエストすると、出てきたのはMAURO 2004。チョイスはお店のお兄さん。いつも座る手前のカウンターは大常連さんたちがいたので、僕は横のカウンター。そこを任されているのがこのお兄さんだ。野島さんと奥様はもちろんのこと、その他の店員さんも接客はとても感じがよく好印象だ。

08032605.JPG
ホワイトアスパラ

08032606.JPG
アンチョビとセリのクリームチーズあえ

これはワインのツマミにちょうどいい。

08032608.JPG
レバー

08032609.JPG

08032610.JPG
焼き加減も塩加減も絶妙。帰る時に次の予約をしてしまうほど、常に大満足させてくれます。ほんとに何度も通ってしまう。

次回は焼き鳥の続きと最後に注文するのオススメの定番。最後の定番はぜひ全部食べて欲しい逸品。

■店名:バードコート
■住所:東京都足立区千住3-68
■電話:TEL 03-3881-8818
■最寄駅:北千住駅 西口 徒歩5分
■営業時間:17:30~23:00(ラストオーダー)
■定休日:月曜日


大きな地図で見る

2007年09月19日

肉の前川 大井町

大井町の東小路という通りをご存知でしょうか?大井町駅前にある、かなりディープなスポット。ずっと気になっていたんだが「大井町ブロガー」のコチラの方に連れて行ってもらうことになった。

まずは二人でつけ麺を食べる。これは東小路ではなく、駅の反対側にあるゆきむらさんが常連のお店。店主のイタズラですごい大盛りが出てきた。勝手に「YUKIMURA盛り」と名付けてみた。「YUKIMURA盛り」にてこずって、合流予定のコチラに「すいません、ちょっと遅れます」とメールすると「一人で飲んでるね~」という返事。

その後「肉の前川」ですっかりお店に溶け込んだ、まさぴょんさんと合流。東小路飲みがはじまった。

070907a01.jpg
かわいい皿。ここはまあ味は普通。「肉の前川」は元々「前川商店」というお肉屋さんだったが、店内で立ち飲みができるようにしたら、立ち飲みの焼き鳥屋になったという。所謂カクウチ(角打ち)のようになってしまっている。

070907a02.jpg
店の隅では焼き鳥を焼いている。お店の外にも人だかりができていて、みんな路上に立って焼き鳥で一杯やるのが普通。店内に顔を突っ込んでウダウダ言うおじちゃんもいて、なかなか楽しい空間だ。

070907a03.jpg
店内はこんな感じ。見たまんま、肉屋で立ち飲みしているだけだ。

070907a04.jpg
軽く飲んだところで閉店の時間。「ずいぶん閉店が早いですね~」「いや、お肉屋さんだからさあ」などと話しつつ、まだ時間も早いし次の店に向かうことにした。

【参加者】
「ゆきむらな食生活とか」ゆきむらさん
「まさぴょんのお食事処日記帖」まさぴょんさん

【メニュー】
ネギ間100円、スナギモ100円、ナンコツ100円、ツクネ100円、豚バラ100円、ハラミ200円、ササミ250円、とり焼80円、レバ80円、ハツ80円、とり皮80円、ネギ80円、ウインナ200円

コップ酒220円、レモンワリ220円、うめワリ230円、赤しそ230円、水・お湯ワリ200円、ウーロンハイ200円、ビール(500ml)230円

【お店データ】
■住所:東京都品川区東大井5-2-9
■電話:03-3471-2377
■最寄駅:JR大井町駅 徒歩5分
■営業時間:14:00~21:00
■定休日:日曜日

東京都品川区東大井5-2-9

2007年08月18日

やきとり 母家(おもや) 池袋

焼き鳥のうまい店を聞かれると、常に「母屋」と答える。それほど安心して薦められるうまい店だ。焼きもうまいし、煮込みや雑炊などもうまい。酒もかなりいいものが揃っている。特に刈穂の種類がいろいろあるのがうれしい。今回は軽い紹介になってしまうが、この店はしっかりと食べに行って記事にする価値のある店だ。

07022401.jpg

07022402.jpg
煮込み750円。まずは煮込みから。ここの煮込みはうまい。焼き鳥だけでなく、サイドメニューにも力を入れているのが人気の秘密なのだろうか。

07022403.jpg
焼き鳥屋のキャベツはなぜかおいしく感じてしまう。

それでは、焼き鳥を一気に。ほとんどが1本220~320円くらいだ。

07022404.jpg

07022405.jpg
レバ220円

07022406.jpg
つくね240円

07022407.jpg
砂肝220円

07022408.jpg
正肉240円

07022409.jpg
ササミ240円。ほとんど生焼き。うまい。

07022410.jpg

07022411.jpg
軍鶏の手羽。これは裏メニュー。軍鶏は1日2~3羽使うのだが、1本の串に2枚刺すので、手羽は2~3本しか取れない。数が少ないのでメニューには書いてないそうだ。おねえさんがコッソリ教えてくれたので、はじめて食べてみた。

07022412.jpg
薩摩軍鶏の雑炊950円。これはシメに必ず注文するべきメニュー。感動するほど美味しい。

07022413.jpg

07022414.jpg

07022415.jpg
刈穂 耕雲(限定品)大吟醸1,500円。高いけど飲まずにはいられない。

ここは刈穂が豊富。他には、刈穂 母屋(当店オリジナル酒)純米酒650円、刈穂 しぼりたて 純米吟醸無濾過生原酒 新酒・中取り800円、刈穂 大吟醸1,000円、刈穂 滄溟海 大吟醸古酒1,200円、刈穂 山廃純米超辛口 番外編 無濾過生原酒900円、刈穂 山廃純米超辛口 番外編 無濾過生原酒・おりがらみ900円など。

その他、日本酒は出羽鶴もいろんな種類がある。焼酎は芋中心に珍しいものも多い。

2007年08月16日

鳥金 渋谷

渋谷で数少ないオススメ居酒屋の一つ。宮崎地鶏を美味しく食べれるお店ですが、店内は狭くて古い。でも女性客もよく見ます。「地鶏もも身炭火焼き」はみんなが注文する看板メニュー。


06120901.jpg
地鶏もも身炭火焼き:小皿(1人前~2人前)630円、中皿(2人前~3人前)1,155円、大皿(3人前~4人前)1,680円。これは看板メニューです。肉は炭の匂いがついて美味しい。このためだけに通ってしまいます。

06120902.jpg
これはお通しのきゃべつ。105円でおかわり出来ます。

06120903.jpg
刺し身(630円)。これも旨いんですよね。

06120904.jpg
串おまかせ5本735円、10本1,470円、15本2,205円。

06120905.jpg

06120906.jpg
中華風冷奴(420円)

06120907.jpg
じゅんさい酢(315円)

焼酎は「いいちこ」で420円。ウーロン割り472円、レモンハイ525円などは微妙に値段が違います。その他の焼酎は、霧島、黒霧島、さつま白波、里の曙(黒糖)など、各525円。冷酒は腰古井(千葉勝浦)630円、美少年(熊本)525円など。

店内は狭く、おじさんの酒場という雰囲気ですが、女性客もチラホラ。

2007年06月29日

焼鳥割烹 川名(カワナ) 阿佐ヶ谷

07060201.jpg
今回ののむのむ会は阿佐ヶ谷の「川名」です。「川名」はのむのむさんのセカンドキッチン的なお店。4時から「川名」で飲むのを通称「ヨジカワ」と言います。「居酒屋礼賛」の浜田さんが「川名」の常連ということで、こっそり浜田さんにメール。サプライズゲストとして来て頂くようにお願いしました。ところが連絡した僕が大遅刻。。結果、今回は3部構成になりました。僕が来るまではのむのむ夫妻2人、僕が来てからは浜田さんも合流して4人で飲みました。浜田さんが帰ると入れ替わりであなちゃんが登場。こういう交流も酒場らしくていい感じではあります。浜田さんにもお会いできて、楽しい初川名になりました。次回こそは初ヨジカワをしたいです。

07060202.jpg
タケノコの柚子味噌和え。のむのむさん注文の品。僕が来た頃にはホワイトボードから消えていました。人気の品ということで、食べることができてラッキーでした。

07060203.jpg
生グレープフルーツサワー。オレンジ色のグレープフルーツは珍しいですね。絞るとかなりの果汁が出てきます。酒の量が多いので、少し飲み進めてからグレープフルーツを入れます。これにはコツが必要で、上手くやらないとこぼれたりグレープフルーツが多くなったりします。こればかり飲みましたが、3~4杯飲むとかなりいい感じになってしまいます。

乾杯の時には、浜田さん&のむのむ夫妻から「いらっしゃい!」の掛け声。ああ、本物の酒場に来たんだなと実感。

07060204.jpg
カツオのたたき

07060205.jpg
鮎の塩焼き

07060207.jpg
煮込みはよく東京で食べるものとは違った味で珍しい。コッテリしてないのが意外な美味しさ。

07060206.jpg

07060208.jpg

07060209.jpg

07060210.jpg
大将が特別にあなちゃんにプレゼントしてくれたお菓子。大将曰く「綺麗な人にはサービスするよっ!」だそうです。あなちゃんはいつも物をもらってる気が・・。

07060211.jpg
写真の左側に変な標語が見えるでしょうか。いろいろ貼ってあって、見るだけでも楽しめます。横には短冊。ここが如何に安い店かが分かります。100円台~300円台が多くて、一番高いメニューでも504円。とにかく何を頼んでも安い。近くにあったら毎日のように通ってしまいそうです。

メニューは様々なものがあるので、あなちゃんと相談して次々と注文。まだまだ食べるものがあります。ここは2~3回行かないと満足できませんね。近いうちにまた行きたいと思います。

【参加者】
「居酒屋礼賛」浜田さん(スペシャルゲスト)
「東京のむのむ」のむのむさん
・のむのむ相方さん
「あなさんの美しき日々」あなちゃん

【お店データ】
■HP:livedoor 東京グルメ
■住所:東京都杉並区阿佐谷北3-11-20
■電話:03-3339-3079
■最寄駅:JR阿佐ヶ谷駅北口 徒歩10分
■営業時間:16:00~23:30
■定休日:月曜

東京都杉並区阿佐谷北3-11-20