2011年12月14日

ペンギン食堂 石垣島ラー油

石垣島に辺銀食堂という店がある。辺銀とは見なれない字だが、これで「ぺんぎん」と読む。ご主人の苗字が辺銀さんなのだとか。ペンギン食堂は「石垣島ラー油」で一躍有名になった。僕がはじめてこの店のことを知ったのも、すでに入手困難だった石垣島ラー油をいただいた時だった。当時、(今でもそうなのかもしれないが)石垣島ラー油を東京で買えるのは銀座の「わしたショップ」というアンテナショップだけだった。わしたショップでは毎月10日に発売する。この日はたいてい開店前から行列し、並んでいる人たちに整理券を配って販売終了。いつもこのパターンなんだそうだ。

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そんなことなら普通に買いに行ってもお目にかかれるはずがない。僕も何度か見に行ったことはあるが、棚にはいつも「売切れ」の文字と石垣島ラー油によく似た類似商品が置いてあるだけ。自分で買うのは初めから諦めているのだが、「久しぶりに石垣島ラー油が食べたいなあ」と思っている時にたまたま誰かがくれたりする。自家製ラー油をずっと作っている我が家としては、それほど需要があるわけではないのでこのくらいのペースがちょうどいいのかもしれない。

ペンギン食堂は石垣島の南端に近いところにある。石垣島ラー油で一躍全国区になったものの、今でもその名の通り食堂として営業している。何かのついでに一度行ってみたいと思っているものの、石垣島に「何かのついで」なんか滅多にあるはずもなく、いまだ訪問できずにいる。ところがこのペンギン食堂は時々東京進出をしている。今年はけっこう長い期間、青山のワタリウム美術館に出店している。地下のミュージアムショップに行く途中、階段の横のちょっとしたスペースにある「オン・サンデーズカフェ」でペンギン食堂のメニューを食べることができるのだ。

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期間は2011年10月17日(月)~2012年1月15日(日)。「石垣ペンギンとオン・サンデーズのアート&豊年祭」としてペンギン食堂がオン・サンデーズ内に期間限定オープンしている。「1日20食限定。要予約」というから、まだ大丈夫かな?と不安になりながらお店の人に詳細を聞いてみた。僕が行ったのはこの企画がはじまったばかりの頃で、予約はまだ全然入っていなかった。早速予約をして後日出掛けることにした。

青山ペンギン定食(2,000円)では4種類の料理を食べることができる。そのうち3つはすぐに盆にのせられて運ばれてきた。一つ一つは小さいが、3つ合わせるとランチで食べるにはボリュームがある。ジャージャンすばには特製ジャージャンみそがかかっている。これは辺銀さんが北京の叔母さんから習ったレシピに干しエビや芽菜(ヤーツァイ)を加えてアレンジしたものらしい。ヤーツァイというのは四川省名産の漬物のことだそうだ。麺はペンギン食堂オリジナルの八重山そば。無添加・無かん水のすば。沖縄では「そば」のことを「すば」という。

卓上には石垣島ラー油とにんにく油が置かれていて好きなだけ使うことができる。にんにく油を少し入れて香りづけをしておいて、石垣島ラー油をたっぷりとふりかけた。このすばのうまいこと。石垣島ラー油のうまさもより引き立っている。すばとラー油の相乗効果。奇跡的な相性の良さではないか。

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石ラーツナ丼は、石垣島近海でとれたビンナガまぐろを100%使用。これも石垣島ラー油と相性がいい。やっぱり自家製だからオリジナルメニューに合うようになっているのだろうか。ペンギン食堂のメニューは石垣島ラー油でさらにうまくなる。アーサスープは、黒島産のアーサ(あおさ)を使用したスープ。磯の香りがたまらない。

デザートはアイスクリームの黒糖ジンジャーシロップかけ。「ゆきさんちの黒糖ジンジャーシロップ」は波照間島産の黒糖と生姜を煮込んで作った手作りのシロップ。ラー油のかけすぎで若干もたれぎみだったのが、これを食べるとさっぱりとした。で、調子に乗って追加でデザートを食べることにした。

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ちょうど開催されていた「草間彌生 ボディ・フェスティバル in '60s」展。ミュージアムショップは草間彌生さんのドギツイ作品に占領されていた。オン・サンデーズも壁に真っ赤な水玉を貼りつけている。この期間、ワタリウムは草間彌生一色になっていた。特別メニュー水玉ケーキのセット(800円)を注文。正直ビジュアルは微妙だが、味はまずまず。この店はカフェとしては穴場。完全にノーマークだったのだが、静かで落ち着ける空間だ。

ワタリウム美術館はスイスの建築家マリオ・ボッタの設計。たぶん日本で唯一の作品だろう。オン・サンデーズは美術館よりも古くからあり、今は一階と地下で営業している。一階ではなんと石垣島ラー油も販売している。あまり知られていないようなのでこっそり書いておくけど、売切れてもいないし行列もしていない。いつも普通に店先に並んでいる。こんなに平和に売られているのはここだけかもしれない。



■店名:ペンギン食堂 オン・サンデーズ
■住所:東京都渋谷区神宮前3-7-6
■電話:03-3402-3001


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2011年08月09日

アンセーニュダングル 原宿

原宿駅から竹下通りを右手に坂を上ると、坂の上は三差路になっている。道なりに進むと明治通りにぶつかり、左に行くとデザイン事務所などが点在する住宅地になる。この辺りは原宿とは思えないほど人通りのない静かな路地が続いている。20年前のある日、少女が雨に打たれていた。その日はずっと曇りがちで、パラパラと小雨が降りはじめたところだった。坂を越えて線路脇の茂みの方になんとなく歩き始めた時、急にバケツをひっくり返したような激しい雨に変わった。彼女は逃げ込むようにこの路地に迷い込んだ。小さい頃から原宿が好きで、毎週のように通っていたが、この道に入るのははじめてだった。次の角にカフェを見つけ、たまらず駆け込んだ。営業時間はすでに過ぎているようで、店員さんが片付けをはじめている。恐る恐る入口のドアを引いた。店員は彼女を快く店に入れ、一杯のコーヒーを差し出した。これがカフェ・アンセーニュダングルとの出会いだった。

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彼女はこの店の常連となり、今も通い続けている。店員は何度も替わったが、カウンターの居心地のよさはずっと変わらない。彼女を招き入れた親切な店員は、実家のある関西に戻り、俵屋のカフェ遊形 サロン・ド・テのプロデュースなどを手掛けている。僕は、彼女からこの店を紹介された。今は店長の新名氏が店を守っている。どういう縁か、新名氏とはよく一緒に食事に出掛ける。今では僕にとっても特別な店になった。

創業は1975年。当時流行っていたアメリカンコーヒーではなく、深煎りのフレンチコーヒーを選んだ。カウンター主体のスタイルは、後に多くの模倣店を生んだが、アンセーニュダングルほど明確なコンセプトが伝わってくる店はない。この店の魅力について、あまりに書くべきことが多い。木のカウンターに赤を基調とした色使い。薔薇は広尾のローズギャラリーから届く。いろんなタイプの席があり、様々なシチュエーションに対応できる。内装は松樹新平氏が手掛けた。半地下というのもいい。フランスの片田舎のカフェは、たぶんこんな雰囲気なのだろう。カウンターは特に居心地がいい。木の肌触り、高さ、幅、椅子の座り心地、バーテンダーさんとの距離感。落ち着く要素が全て揃っている。細かいこだわりは多々あるが、それらを貫く空気感こそがこの店の最大の魅力なのかもしれない。毎週、土曜か日曜の夕方には必ず顔を出す。常連はカウンター、そうでなければテーブル席に案内される。もちろん、カウンターを希望すれば誰でも座ることができる。喫煙は可。でも不思議と気にならない。誰でも受け入れてもらえる空気が流れている。

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ブレンドコーヒー 

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琥珀の女王 

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アンセーニュダングルの何がうまいか。真っ先に「水がうまい」というと叱られるだろうか。僕はとにかくここの水が好きで、いつもたくさん飲んでしまう。コーヒーで好きなのはブレンドコーヒー。ブレンドは1杯目に飲んでも2杯目に飲んでも、「おかわり」扱いになる。おかわりは半額。安いだけでなく味もしっかりとしている。オールドビーンズを使用した深煎で、多くの人が注文する「ブレンド」にしては、マニアックな風味。1杯目に何を飲もうか。マンダリン、ガテマラ、コロンビアなどは僕の定番。カフェ・オ・レにホイップを浮かべた「カフェ・クレーム」もいい。ジャバ・ロブスタは変わった味だが最もコスパが高い。「琥珀の女王」や「アイリッシュコーヒー」などもオススメ。その場で皮をむいて搾ってくれる「グレープフルーツジュース」も隠れた人気。メニューは多くないが、よく練られている。何もかもが最初に考え抜かれ、その後はずっと変わらない。これが重要なのだと思う。

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クロックムッシュ 

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ガトー・フロマージュ 

「クロックムッシュ」と「ガトー・フロマージュ(チーズケーキ)」は看板商品だ。自由が丘と広尾にも店舗があるが、ガトー・フロマージュは毎日自由が丘で焼き上げている。マスターは今でも自由が丘店のカウンターに立つ。それでも創業の地、原宿店は特別な店だ。アンセーニュダングル(Enseigne D'angle)とは、「角」を意味する。少女が迷い込んだ路地の「角」にその店はあった。彼女の好きな色は赤。店内を見渡せば、鮮やかな赤色をそこらじゅうに見つけることができる。恐らくマスターも赤色が好きなのだろう。カフェと人とは、お互いに惹き合うものなのだろうか。20年前のあの日、出会うべくして出会ったように思えて仕方がない。



■店名:カフェ アンセーニュダングル 原宿店
■住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-61-11 第二駒信ビル B102
■電話:03-3405-4482
■営業時間:10:00~23:00
■定休日:無休


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2011年06月22日

フードフランス “ビストロ” ブノワ 青山

ブノワで開かれたフードフランス”ビストロ”の記者発表会。今年は着席ディナーで開催されました。フードフランスは、フランスの各地方からアラン・デュカス氏に選ばれたシェフを日本に招き、地元の伝統料理に基づいた今のフランス料理を紹介する企画。メディアから見落とされがちな地方で活躍する若く才能あるシェフを応援する目的で、2006年から開催されています。

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今年もフードフランス “ビストロ” と題し、伝統的なビストロやビストロ・ヌーボーと呼ばれる新しいスタイルの店まで、アラン・デュカス氏が選んだ6 軒が参加します。有名シェフがプロデュースするビストロが4 軒、今話題の若手シェフのビストロが2 軒。高級レストランのフレンチとは一味違う、地元の伝統的な料理を手頃な価格で食べることができます。

日本でもすっかり有名になった狐野扶実子さん。時々レセプションで一緒になります。最近はテレビで見ることが多くなりました。元々有名な方ですが、日本でも知名度が上がっているようです。

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まずは「夏野菜のファルシ ニース風」。色鮮やかで質感のあるビストロらしい料理。熱くなく冷たくない微妙な温度は、妙に落ち着きます。トマトは縦に切ろうとすると、中からジュースが溢れて、身がほどけるように流れる。このジュースを逃すまいと、パンですくって食べます。ビストロに来て、よかったなと思うのは、こういうきれいにまとめられた田舎料理が楽しめるからです。

最先端のフレンチは「人間が作り上げる」ことに対する気概を感じますが、ビストロフードは素材の形そのままに、伝統的な家庭料理がベースにあるように思います。僕は最近、何軒もビストロに行っています。ビストロ料理がフランスの伝統料理を髣髴とさせるからです。その感覚を味わいたくて、今年はビストロにはまっています。

「帆立貝と車海老のスナッケ 白いんげん豆の煮込み」は、旨味がたっぷりな一皿。運ばれて来た時に、車海老の香ばしさが周囲に広がりました。

「地鶏のフリカッセ ビネガー風味 マカロニグラタン」は、真空調理された地鶏。60℃を超えるとたんぱく質が固まるので、59℃に保って丁寧に火入れされています。肉を切ってみると、中は綺麗なピンク色。狙い通りの完璧な状態に仕上がっていました。

デザートは「ババ アルマニャック クリーム」。まずはババがお皿にごろんと置かれて、一つずつ切ってくれます。それにアルマニャックをかける。アルマニャックとは、フランスのアルマニャック地方で醸造されるブランデー。これをよく浸みこませてから、クリームをつけて食べます。最後にコーヒーとマドレーヌで終了。非常にシンプルで無駄のないコースです。この分かりやすさがビストロの魅力ではないでしょうか。

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この日は20種類以上のワインが振舞われました。別室ではその全てを飲むことができます。食後はその部屋に移動して、自由にワインを飲むことができました。即興のワイン講座は個人レッスン。最後までとても楽しい時間でした。この楽しさ、自由な雰囲気、大胆かつ繊細な料理。これがビストロらしさだと改めて感じました。

昨年、フードフランス”ビストロ”でグレゴリー・クータンソーさんが来たとき、ブノワに食べに行きました。日本人の味覚に合わせない、本場そのままのフランス料理。それを日本で食べることができる数少ない機会だと思います。インパクトがあって質の高い料理でしたが、最後に出てきたステーキには驚きました。日本人では完食が難しいほどのボリュームのあるコース。味付けも日本人向けにしないところが逆に嬉しい。僕にとってフードフランスは、年に1度の楽しみなイベントです。フランスの地方にある人気ビストロが日本にやってきます。せっかくの機会です。本場のビストロを体験してみてはいかがでしょうか。


■概要
【特別協賛】
プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社
ダイナースクラブ(シティカードジャパン株式会社)

【大阪】
2011年7月14日(木)~19日(火)
・アラン・デュカスのレッシュ (パリ)
1925年創業の魚介専門のこのビストロ。2007年よりアラン・デュカスがプロデュース。

2011年11月10日(木)~15日(火)
・グザヴィエ・イザバルのイチュリア ・ コテ ・ ビストロ (バスク地方)
バスク地方ピレネー山脈の麓にある。バスク名物のピマン・デスぺレット(唐辛子)を始め、アンチョビ、バイヨンヌの生ハム、ピレネー産の仔羊などこだわりの地元食材を使用。

■ル・コントワール・ド・ブノワ
■住所:大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼブリーゼ33階
■電話:06-6345-4388


【東京】
2011年9月22日(木) ~27日(火)
・ギィ・サヴォワのラトリエ ・ ド ・ メートル ・ アルベール (パリ)
3ツ星シェフ、ギィ・サヴォワが手がけるロティスリー(ロースト料理専門店)。肉や魚のローストの中でも常連客がパリ 1番と太鼓板を押す。

2011年11月17日(木)~22日(火)
・ミッシェル・シャブランのル ・ビストロ ・デ ・ クレール (ローヌ・アルプ地方)
ミシュラン1ツ星シェフ、ミッシェル・シャブランがプロデュース。

2012年1月19日(木)~24日(火)
・オリヴィエ・ナスティのラ ・ ヴィンスチュブ ・ デュ ・ シャンバール (アルザス地方)
“ヴィンステュブ”はアルザス語で、いわば “ワインやビールと共に、ボリュームたっぷりのアルザス料理を食べさせる店”。地元の食材を多用した伝統的なアルザス料理とリースリングワインの酸味が織りなす絶妙な味わいは、MOF(国家最優秀職人資格)シェフならでは。

2012年3月1日(木)~6日(火)
・ジョルジュ・ブランのランシエンヌ ・ オーベルジュ (ローヌ・アルプ地方)
伝説的シェフ、ジョルジュ・ブランのビストロ。ブロシェ(川カマス)のクネル・ナンチュアソース、ドンブ産蛙のソテー、ブレス鶏のクリーム煮など不動の人気メニューが世界中からのVIPを魅了している。


【料金】
■ランチ プリフィックスメニュー
3,600円 / 4,800円 / 6,000円 (消費税・サービス料込み)

■ディナー プリフィックスメニュー
6,000円 / 7,200円 / 8,400円 (消費税・サービス料込み)

*食後のコーヒーまたは紅茶が含まれます。


【昨年の様子】
フードフランス “ビストロ” ブノワ 青山

■ビストロ ブノワ(BENOIT)
■住所:東京都渋谷区神宮前5-51-8ラ・ポルト青山10階
■電話: 03-6419-4181


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2011年04月21日

表参道ワイン食堂 Den

サントリーさんのお誘いで、リニューアル記念の試食会に参加させていただきました。伺ったのは、「表参道ワイン食堂Den」。グラスワインが480円からと安く、気軽にワインが飲める店です。ワイン、ブランデー、自家製フルーツスプリッツァーなど、ワイン系中心に多彩なラインナップ。料理はフレンチベースで、手作りにこだわっています。この価格でパンまで手作りしてしまうというから驚きです。何も気にせず、食べて、飲んで。ほんとに気楽に楽しめる店です。

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表参道駅の出口から細い路地に入ってすぐのところ。駅前なのに静かで落ち着いた場所にお店はありました。1本通りを入るだけでずいぶんと雰囲気が変わるものです。まずはブランデースプリッツァーのトニック割で乾杯。これが400円ですから、コスパもいいですね。手作りロースハム、パテドカンパーニュなど、料理は500~600円のものが中心。自家製フルーツスプリッツァー580円は、スプリッツァーに生のフルーツを漬け込み、アップルジュースで割ったもの。赤ワインは、ジョルジュデュブッフモルゴン680円、ロスヴァスコス・カベルネソーヴィニヨン780円などを飲みました。

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ぷりぷりエビとブロッコリーのガーリックオイルフォンデュ700円、ヤゲン軟骨のコリコリマリネ~レモンペッパー風味~500円、農園バーニュアカウダー750円、ビバサバ600円など次々と運ばれてきます。僕のお気に入りは、ヤゲン軟骨のコリコリマリネ。これでブランデースプリッツァーが進みます。トニック割り、ソーダ割りなどは、ブランデーの味が分かりやすいので、お酒を飲んでいるなあという感じがあります。ブランデーのソーダ割りは、ハイボールの次にブレイクするんじゃないかというほど、今の時代に合った飲み方だと思います。

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自家製ハニー&ブランデーの中から、リンゴの漬け込み原酒リンゴジンジャーをチョイス。ローズヒップピーチ茶葉漬け込み原酒のピーチジンジャー580円は、ピーチの甘い香りとローズヒップの酸味が絶妙。女性にオススメのお酒だそうです。骨付き鴨もも肉と砂肝のカリカリ焼き1000円は、メニューの中では高めの値段設定。ボリュームがあるので、みんなで1皿注文すれば十分な量があります。表面がカリッっとして、中はジューシーな基本に忠実なおいしさです。名物!!とろとろポークのシュークルート999円は、豚バラ肉、ソーセージ、ベーコンと野菜がよく煮込まれた逸品。999円はサンキュー価格。これはもっと高くてもいい料理ですね。

自家製ソーセージを使ったフラメンカエッグは、裏メニュー。自家製ソーセージや生ハムをトマトソースで煮込んだものです。現在リニューアル記念として、クーポンを持参した方に裏メニューを1品サービスするキャンペーンをやっているそうです。下のリンクからクーポンサイトに行けますので、プリントアウトしてお持ちください。

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最後はデザートが2品。苺のミルフィーユとブランデーケーキ バニラアイス添え。やはりここでもブランデーを使用したものが出てきます。ワインとブランデーと手作り料理。こういうコンセプトもありだと思いました。4~5人でわいわいと飲むにはもってこいの店です。ワインも値段の割にかなりいいのですが、僕はむしろブランデーの可能性に目覚めたような気がします。駅近なので、いつでも寄って帰れる安心感がいいですね。帰り道なので、今後時々飲みに行きたいと思います。


【参加者】
・「グルメガイド公式ブログ」ゆみさん: 表参道ワイン食堂 Den

・「じぶん日記」55aiaiさん: 表参道ワイン食堂Denのパテ ド カンパーニュ

・「東京グルメ 居酒屋訪問記」Mさん:表参道 ワイン食堂DEN

・「天然プチトマ子」トマ子さん: お酒なのにフルーツたっぷり 美的なワインビストロ 「表参道ワイン食堂Den」

・「ぶんちょーがゆく」ぶんちょーさん: 表参道ワイン食堂 Den で ブランデースプリッツァー

・「資格ゲッターが行く!」たけさん:表参道ワイン食堂DEN






■店名:表参道ワイン食堂 Den
■住所:東京都港区北青山3丁目5-23 古川表参道ビル1F
■電話:03-3796-8350
■営業時間:月~木 17:00~00:00 LO(食事)23:00 (飲み物)23:30/金・土・祝前 17:00~02:00 LO(食事)01:00 (飲み物)01:30/日・祝 17:00~23:00 LO(食事)22:00 (飲み物)22:30
■定休日:無休(年末年始休あり)


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2010年11月15日

Sopra Sotto (ソプラソット) 神宮前

「神宮前に新しくできたイタリアンバールに行きませんか」というお誘いを頂きました。誘ってくれたのは日本フードアナリスト協会の方。当然、業界の人なので、店にも料理にも詳しい。普段、新店の追っかけはやりませんが、今回は間違いないでしょう。神宮前にオープンした、Sopra Sotto (ソプラソット)。ラフォーレ原宿で待ち合わせをして、そこから歩いて4~5分。京野菜を使用した自然派イタリアンです。かなり安めの価格設定ですが、料理のクオリティは高い。パスタは手打ちで数種類用意するなど、品質へのこだわりを感じます。

※「ブログを見てきました」と言えば、ボトルワイン1本サービスしてくれるそうです。

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野菜は京都の提携農家からの直送。それも普通の農家ではないようです。Sopra Sotto (ソプラソット)は、野菜で有名な、某京懐石の名店と同じ農家さんの野菜を使用しています。そのお店から紹介してもらったのだそうです。まずは野菜のおいしさを確かめるため、バーニャカウダ 白胡麻・アンチョビソース880円を注文。4人で少しずつですが、僕が食べたカブはおいしかった。葉っぱまで旨いです。

オイル・サーディンの香草パン粉焼き380円。バーに行くと必ず注文するオイルサーディンですが、380円は破格ですね。砂肝とキノコのガーリック・オイル煮は680円。これはオススメです。砂肝は大ぶりで柔らかく、コリコリとした食感はそのまま。380円、680円と、値段ごとに料理が10種類くらい並んでいます。3~4皿頼めば2人で十分なボリュームがあります。

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海老芋のロースト、ムール貝の白ワイン蒸し680円なども注文。パスタは、この日は6種類ほど用意されていました。全て手打ちで、どんな組合せも選ぶことができます。我々は色違いで3種類をミックス。途中で、飲食店のプロデュースをする会社の社長が合流。シナンブランとかメルローとか、いろいろなワインを持って来てくれて、飲み会モードに突入。「ブログを見てきました」と言えば、ボトルワイン1本サービスしてくれるそうなので、言ってみてください。

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ナッツをカラメルで絡めたもの。これはメニューにあるんでしょうか。ほんのり甘く、食事の終盤つまむのにちょうどいい。こういうの食べだすと止まりません。姫さんが「チー盛り、チー盛り」と言ったかどうか忘れましたが、チーズの盛り合わせが運ばれてきました。

最後に出てきたのは、アイスクリーム。これはちょっと変わったものが入っています。普通アイスクリームには入らないものですが、そのおかげで、甘いアイスが少し大人っぽい雰囲気になります。なるほど~っと、僕はちょっと勉強になりました。何が入っているかはお店の人に聞いてみてください。

ワインも1,500円くらいで、ものすごく安い。店内はカジュアルで落ち着く雰囲気。気軽に使えて、料理はしっかりとしています。神宮前で飲むには、かなり手堅い店ではないでしょうか。



■店名:Sopra Sotto
■住所:東京都渋谷区神宮前3-25-8 2F
■電話:03-5771-0770
■営業時間:11:30~24:00、ランチ15:00(L.O)、ディナー23:00(L.O)


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2010年06月11日

HATAKE AOYAMA 青山

6/1に南青山にオープンした「HATAKE AOYAMA」。原宿の人気店「restaurant I」で総料理長を務めていた神保佳永氏が立ち上げたイタリアンレストランです。オープン前に「VIP RECEPTION PARTY」というのを開催するということで、僕にもお声が掛かりました。誘ってくれたのは、レセプションなどで時々お会いする、フードアナリストの姫さん。記事の最後に必ず俳句が添えられる(オヤジギャグも・・)、個性的なブログです。レセプションといえば、いつも同じ人達が出席されていて、顔ぶれは代わり映えしないものです。この日は、初めてお会いする方々が多く参加されていました。神保シェフの交流の広さでしょうか、女性客の多くは神保さんのファンではないかと思います。

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HATAKE(畑)という名前だけに、野菜にはこだわっています。江戸野菜などの伝統野菜をはじめ、無農薬野菜を使用しています。籠に入れた野菜は、テーブルに小さな畑を持ってくるようなイメージ。看板料理のHATAKEバーニャカウダを注文すると、同様の「畑」が運ばれてきます。HATAKEは魚にもこだわりがあります。神保シェフのお祖父様は漁師だそうですが(お父様はイタリアンシェフ)、その影響でしょうか、食材へのこだわりは半端ではありません。毎朝、漁港から直送される鮮魚を使用しているとのことです。

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テラス席の脇には、小さな畑があります。1日1組限定の個室では、この畑で採れた野菜も食べることができるそうです。オープン前から評判を呼んでいるHATAKE AOYAMA。素材や調理、サービスのよさなど、前評判の高さも納得のクオリティでした。店舗の雰囲気のよさ、テラス席の開放感もいい感じです。レセプションはHATAKE AOYAMAらしい、明るい雰囲気のパーティでした。オープン後、どのように変わっていくでしょうか。少し落ち着いてから再訪したいと思います。


■店名:HATAKE AOYAMA
■住所:東京都港区南青山5-7-2 B1F
■電話:03-3498-0730
■営業時間:ランチタイム11:30~15:00(L.O.14:30)、カフェタイム14:30~17:00、ディナータイム18:00~23:00(L.O.22:30)
■定休日:日曜日


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2010年05月27日

青山 バー 北青山サロン

サントリーの企画「恵比寿 麻布 青山のカフェ バー特集」で青山のバー「北青山サロン」に訪問しました。素っ気無い鉄の扉に小さく北青山サロンの文字が見えます。地図を見ながら行っても、ぼうっとしていたら見逃してしまいそうな小さな扉。この扉を開けると、レンガ造りの階段室になっていました。このギャップがすごい。この先は完全に別世界で、階段を下りながらぐっと期待が高まります。

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重厚なソファなど、内装はシックで落ち着きがある。隅々までよく考えられています。バーはお酒だけを提供する場ではありません。こういった設えの一つ一つをよく見ると、お店がどういうサービスをしたいのか、お客さんに何を提供したいのかが感じ取れます。

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まずはMIDORI×MISTを注文します。「MIDORI Pineapple FIZZ」は、ミドリ パインフィズとココナッツミストの組み合わせ。MIDORI×MISTというのは、「MIDORI」を使って作ったカクテルに、ミントやココナッツなどの「MIST」をスプレーで吹きかけて作る新しいスタイル。ココナッツの甘い香りがふんわりと広がります。

北青山サロンといえば、重厚な内装やセンスの良い音楽、そしてあと二つほど売りがあります。ぜひ食べて欲しいフードが二つ。フォアグラバーガーと北青山サロンのドライカレーです。フォアグラバーガーは文字通りフォアグラのハンバーガー。こんなのはじめて食べました。うまいです。青山サロンのドライカレーは、なんと100時間も煮込んだソース。MIDORI×MISTとの相性も抜群。どちらかというと、ドライカレーの方が必須かもしれません。席の間隔もゆったりとして、椅子のすわり心地もいい。時間を忘れて過ごしてしまいそうです。一番奥に個室がありました。カウンターのすぐ横にあるのですが、言われるまで気づかないほどひっそりとしています。中に入ると意外と広い。何人かで来た時は、この部屋も使えると思います。

今回の「恵比寿 麻布 青山のカフェ バー特集」では、MIDORI×MIST(ミドリアンドミスト)を中心にお店を回り ます。特集ページからは他のブロガーさんの記事も見ることができますので、ぜひそちらもご覧下さい。ブロガーさんたちが、新感覚のMIDORI×MISTをいち早くレポートしています。※ツイッターのハッシュタグは #midorinow です。






今行きたい!恵比寿 麻布 青山のカフェ バー特集 首都圏版 サントリーグルメガイド

青山 バー 北青山サロン
■住所:東京都港区北青山2丁目7-18山崎ビルB1F
■電話:03-3479-7553
恵比寿 麻布 青山のカフェ バー特集


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2009年12月16日

ビストロ ブノワ 青山 新メニュー試食

青山のビストロブノワは、11月にメニューと価格の改定を行った。今回の改定では、パリのブノワ本店と同様のメニューを導入し、よりビストロらしくするという。ブノワは質の高い料理を出すビストロとして人気だが、もっと気軽に利用できる店になるという選択肢もあるとは思う。僕はその方がありがたい。そんな中、ブノワの方から、新メニューを食べにきて欲しいというメールをいただいた。これは願ってもないチャンスだ。ブノワの本店はパリで最も古いビストロ。本場のメニューとは、どんなものなのだろうか。

サバのマリネ

“コルベール”鴨のテリーヌ

野菜と豚バラ肉のココット仕立て
ブノワには何度か足を運んでいるが、最近はフードフランス関係ばかりだった。ブノワの料理は小島景氏がシェフに就任した時の、オープニングレセプション以来だ。その時はまだバタバタとしていて、小島シェフの思い通りの料理が出せていないような気がした。あれから1年、どのように変わったのだろうか。小島シェフといえば、モナコのルイ・キャーンズでスーシェフを努めた人物。あのアラン・デュカスが史上最年少でミシュランの三つ星を獲得した店だ。

新しいメニューは3コース。本日のディナーメニューは、前菜+メイン+コーヒーで、3,600円。プリフィックスメニューは、それにデザートが加わり、更に前菜は5種類、メインは4種類の中から選ぶことができる。プリフィックスは、前菜が1品の5,800円と、2品の6,800円の2種類ある。価格はかなりリーズナブルになったようだ。ワインもグラスで650円~、ボトルワインが2,900円~と安くてお得感のあるラインナップ。よりビストロっぽいメニューにするという意図は十分に感じられる。

前菜が2品選べる6,800円のメニューにした。まずは前菜。僕は“コルベール”鴨のテリーヌと、野菜と豚バラ肉のココット仕立て。同行者はサバのマリネ マスタード風味をチョイス。鴨はシャラン産コルベール鴨(青首鴨)。さっぱりとしておいしい。カリカリのパンが付くのだが、このパンもなかなかうまい。付け合せの焼きリンゴもいい。これはタルトタタンのイメージだそうだ。野菜と豚バラ肉のココット仕立ては、豚肉は少しで野菜がメインの皿だ。鎌倉野菜はブタのソースと絡めて食べると、うまい。

この野菜は小島景シェフが市場で買ってきたものだ。小島シェフは毎朝、鎌倉の市場で野菜を買って、店まで電車で運んでいるという。メインの食材は自分の目で見て、納得のいくものを使いたいということなのだろう。それを毎日続けるのは大変なことだ。そういえばデュカス氏も鎌倉の野菜はいいと以前スピーチで言っていた。カブもセロリもうまいし、ニンジンも甘味が豊富。温かい洋ナシもいい。適度な脂身とソースの甘辛さもいい具合。完成度の高い料理だ。

スズキのソテー

帆立貝のグルノーブル風とクルジュ

洋ナシのコンポート
メインはスズキのソテーとフヌイユのコンフィ ソース ベアルネーズ。これは+500円で注文できる。同行者は、帆立貝のグルノーブル風とクルジュ。スズキのポワレ、アンディーブとアニス(ういきょう)。ベアルネソースは、卵黄を使ったマヨネーズに似たソース。古典料理を代表するソースだ。ちょっと酸味があって、うまい。

帆立貝のグルノーブル風とクルジュも味見させてもらった。クルジュは、クルジェット(ズッキーニ)を摘まずに成長させたもの。そのまま伸ばしていくと、色も味も変わっていくそうだ。これはルイ・キャーンズには欠かせない食材となっている。かぼちゃとズッキーニの間のような味で非常にうまい。小島シェフは鎌倉の農家から仕入れているそうだ。

デザートは7種類から選ぶことができる。洋ナシのコンポート “ベルエレーヌ”にした。半分に切ったガラスのボウルのような器に入れられ、周りに温かいチョコレートソースをかけてもらう。食べ進むと全体が混ざってきて、温かいチョコと、冷たいバニラアイス、生クリームなどが合わさり不思議な感覚になる。チョコは苦めで、甘いのは洋ナシだけ。甘さ控えめのデザートだ。チョコの存在感が抜群でインパクトがある。これはすごく満足感があった。

ビストロ ブノワ
スコットランドに行った時、どの店もメニューは前菜とメインとデザートというシンプルな構成だった。ナイフとフォークを気軽に使う感覚がなんともいい。日本でナイフとフォークを使うのは、かしこまった店ばかり。日本でも力の抜けた感じで食べれるビストロはないだろうか。気軽に使えて、料理の質が高く、でも値段はそこそこという、普段使いできるビストロが欲しかった。ブノワは今回のメニューと価格の改定で、よりビストロらしい店に生まれ変わった。僕のイメージしていたビストロに近い形だ。

品数は少ないがボリュームは十分。さっぱりと食べることができて、しかも満腹になった。食後感は最高だ。最近フレンチを食べると、肉でもたれたり、デザートでだるくなるようなことが多かった。ブノワの料理は、適度な量と控えめな調理で、日本人の口に合っているように思う。

帰ろうとして階段で振り返ると、遅い時間なのにまだお客さんがいっぱい残っていた。ずいぶん会話が盛り上がっているようで、誰も帰ろうとしない。ざわついた店内は居心地がいいし、サービスも気さくでとても楽しい。長居してしまうのも分かる気がした。ブノワはいい店になってきた。価格も下がってリーズナブルになったし、今後は気軽に使えるビストロとして活躍しそうだ。

■店名:ビストロ ブノワ(BENOIT)
■住所:東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山 10F
■電話:03-6419-4181
■営業時間:11:30~16:30(L.O14:30)、17:30 ~23:30(L.O21:30)
■定休日:無休


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2008年12月03日

ブノワ (BENOIT) 青山 営業再開!

★ブノワ3周年&復活記念!(12/4 営業再開)

★フードジャーナリスト会議2周年!

★フードジャーナリスト会議デュカス氏登場1周年!

ということで、トリプルにめでたいFJ会議忘年会に参加してきました!

アラン・デュカス氏プロデュースのBENOIT(ブノワ)が営業再開しました!オーナー会社の倒産により突然閉店したのは今年8月。昨年ミシュランで一つ星を獲得した店だけに復活を心待ちにしていたファンも多かったと思います。当然今年もミシュラン掲載候補でしたが一時閉店していたので掲載は辞退したそうです。

そのブノワが12月4日から営業を再開します!ということで、わぐりたかしさん率いるフードジャーナリスト会議の忘年会と合わせてブノワ復活を祝う食事会に参加してきました。

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ブノワは力を入れているレストランということで、アラン・デュカスさんも急遽駆けつけてくれました。

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ブノワはラ・ポルト青山の10~11Fに店を構えています。まずは10階でアペリティフ&懇親タイム。その後11階に上がってコースを楽しみます。

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乾杯のご挨拶は横川潤さん。「会いたいと思った人に会える」という珍しい特技を持つ横川さん。デュカスさんにはじめて会ったのは寿司屋でうわさ話してる時に隣にいた!という持ちネタを披露してくれました。でもこれは実話なのでご本人はかなりビックリだったはず。

アラン・デュカス氏はじめ、デュカス氏が「世界で最も私の料理哲学を理解し実践する日本人シェフ」と認めるブノワの小島景(ケイ・コジマ)シェフ、アールアバウト「フレンチ」ガイドの嶋啓祐さん、そして乾杯のご挨拶は横川潤さんという豪華な面々。(他にも著名人がたくさん来てました。僕と同じテーブルにも築地王さん、大崎さん、柳生九兵衛さん、小谷あゆみさん、ヒロキエさんなどなど)

50人限定のディナーということでかなりの狭き門でしたが、多くの著名人に囲まれてなぜか僕も参加させてもらいました。わぐりたかしさんありがとうございます!(リンクは『ミシュランガイド東京2009消えた星の数だけドラマがあった!』)

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アミューズ・ブッシュ ピサラディエール

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鶏とフォアグラのドディーヌ 野菜のフォンダン
鶏肉とフォアグラをうまい具合にまとめています。隣に座った女性が「これって鶏肉なんだ~、普通豚肉ですよね?」って、それはチャーシューです。見た目は似てるけど、こんなうまいチャーシューは食べたことないはず。フォアグラと鶏肉の食感のバランスが絶妙です。

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みなさん席を立って挨拶したり、紹介し合ったりで大忙し。お喋りしながらガツガツ食べてたのは我々くらいだったかもしれません。

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平目のロースト タコ 小イカ アサリ アーティーテョーク ソースピストゥ
平目うまいですねぇ。回りに散りばめられた魚介類も緑のソースをつけると格段にうまくなります。

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サーロインのポアレ ソースボルドレース
これはちょっと若い人向きかも。脂身のおいしさはいいんだけど、後半ちょっともたれそうになります。

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ラーメンの大崎さんとアナウンサーの小谷あゆみさん。同じテーブルにも著名人がズラリ。

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チョコレートとキャラメルのブノワ風フルールドセルと牛乳のアイスクリーム
このチョコレートはおいしい。どうやって食べるのか良く分からず、アイスクリームは別にして食べました。チョコが甘めなので時々アイスを食べるとちょうどいい。

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大崎さんと築地王さん。お二人とも以前から交流があって、うちのサイドバーにもリンクさせてもらってます。

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この時期、ミシュランに掲載された店は軒並み予約が取りづらくなってます。ブノワは今年はミシュランをお断りしたそうですが、当然掲載候補でした。しかもアラン・デュカス氏が力を入れている店だけに実力は折り紙つき。それが突然の閉店&営業再開ということで、今まさに穴場中の穴場となってます。12月4日から営業再開なので少しの間は予約も取りやすいのかもしれません。




今回ご一緒した、野菜をつくるアナウンサー!

小谷あゆみさんのブログは・・



コチラ!




■店名:レストラン・ブノワ (BENOIT)
■住所:東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山 11F
■電話:03-6419-4181
■営業時間:11:30~14:30、17:30~21:30
■定休日:無休

東京都渋谷区神宮前5-51-8

2008年07月22日

ピエール・ガニエール・ア・東京 (PIERRE GAGNAIRE a Tokyo) 青山

昨年僕の中では圧倒的NO.1だった店「ピエール・ガニエール・ア・東京」。年に数回2週間ほど来日しているピエール・ガニエール氏がお店にいる日を狙って予約してみました。この店がミシュランで3つ星取れなかったのは今でも不思議です。

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スズキの皮付きポワレ 

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果実を浮かべたブイヨンとフォアグラのソテー

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鴨の砂肝とフランス産ジロール茸
 
昨年の「夏のメニュー」です。ガニエール氏は四季に合わせて来日して季節のメニューを作ります。来日中は基本的にずっと厨房に立つそうで、各席にも挨拶にまわっていました。この時期は厨房もピリピリしているそうで、お店の方に聞くとこの日もお昼休みにスタッフを集めて「今からフォークはこうだ!」と右を向いていたフォークを左に向けたそうです。「直感なんですよね~」と店員さんも困っていましたが、全てをコントロールしようとするところがガニエールのすごさ。そして自分の直感を信じているということでしょう。店員さんもこんな話をするくらいにフランクな接客の店で、高級店とは思えないほどのんびり食事のできる雰囲気がいいですねぇ。

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ここからは怒涛のデザート。食べ切れないほど大量に運ばれてきます。こちらは丸いチョコを噛むと中から水のようなものがはじけます。この食感には驚きました。

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とにかく大量のアミューズから始まって、追突事故のような衝撃の皿の数々。そして食べきれないほどのデザートが次々と運ばれてくる。この驚きと感動。料理の圧倒的な存在感と楽しさ。これが3つ星でなくてどの店が3つ星だというのか。実際、3つ星フレンチにも行きましたが、到底ガニエールには及ばないものでした。

ガニエールのすごいところは、1年経った今でも全ての料理を鮮明に思い出せるところ。そして東京らしく、醤油や酢をうまく使っているのも印象的でした。強い味同士、強い香り同士をあえてぶつけてバランスする手法の巧みさには舌を巻くほどです。高級店だから高いけれども、この内容であれば安く思えてしまう。できれば年に1度は食べに行きたいと思います。

■店名:ピエール・ガニエール・ア・東京 (PIERRE GAGNAIRE a Tokyo)
■住所:東京都港区南青山5-3-2青山スクウェア4F/RF
■電話:03-5466-6800
■最寄駅:地下鉄 銀座駅 徒歩5分
■営業時間:11:30~14:00/18:00~21:30
■定休日:日曜・祝祭日、夏季・年始各1週間
■コース:ランチ 5,800円、7,350円、10,000円/ディナー 17,000円、23,000円(税込)
■特記:サービス料:12%、デイナータイムの男性はジャケット着用(夏季も)

東京都港区南青山5-3-2

2007年08月11日

上総屋 眞吉(カズサヤ シンキチ) 原宿

マイミクさんと「上総屋 眞吉」に行ってきました。築地の仲卸&経堂の魚屋「魚真」が経営するお店と言うことで、いいお魚を安く食べることが出来ます。

ほんとうは「辛い中華でも食べませんか?」とのお誘いで原宿のお目当てのお店に向かったのですが、そこは予約で満席。しかたなく原宿を歩きつつ最終的には「眞吉」に行くことに。ここも満席で、席が空くまで待つことになりました。

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こんな感じの雰囲気です。写真手前に写っている外の席が空いたのでこの日はここにしましたが、外は暑いですね。酔っ払ってグダグダ言いながら飲んでました。

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刺身盛合せ(2人前)1,500円。脂のノリがいいですね。赤身の味の濃さもよし。

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あら煮100円。安いですね。これ小さいんですけど、それでもこの味で100円はお得。眞吉名物なんだそうです。

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エボダイ塩焼(2尾)400円。小さめが2尾。

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梅なんこつ300円。

酒は、酔鯨(スイゲイ)(高知・特別純米・松山三井)600円、刈穂(カリホ)(秋田・純米・秋の精)550円、七田(シチダ)(佐賀・純米・山田錦)650円など。ぐい飲みです。

1杯目は焼酎にしました。珍しいものありますか?と聞くと、「明るい農村」の「農家の嫁」というのがありました。

酒も肴もかなり種類があります。関連店はすし屋が3店舗、居酒屋が5店ほどあるようです。

【お店データ】
■住所:東京都渋谷区神宮前2-19-16 HT神宮前ビル 1F
■電話:03-3401-3917
■最寄駅:JR原宿駅 徒歩15分
■営業時間:16:00~24:00
■定休日:無休

東京都渋谷区神宮前2-19-16