2009年06月30日

長浜ラーメン 名島亭 福岡

食べ歩きの3軒目は、長浜ラーメンの名店「名島亭」です。既にうどんとラーメンを食べていますが、勢いでもう一杯食べに行きました。名島亭は、取材先のホテルに向かう方角にあり、時間的にもちょうどいい場所にあります。

お昼にしては遅い時間なのに、店は超満員。店員さんは忙しそうにしていますが、接客はとても感じがいい。特にご主人はいかにも人柄のよさそうな方でした。店に入ると、手前はテーブル席で奥はカウンターになっています。我々が座ったカウンター席の、後ろの壁には落書きがあります。と思ったら、これは子供の身長を記録したもの。思い思いの色で、印と名前を記入しています。この壁を見ていると名島亭という店がどういう店なのか分かる気がしてきました。

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暖簾には「長浜ラーメン」とありますが、名島亭のラーメンは、長浜ラーメンと久留米ラーメンの融合だそうです。久留米ラーメンといえば、豚の頭を五右衛門釜で炊くようなイメージ。骨は砕け、骨髄が砂のようになるまで炊き出した豪快なスープは迫力があります。名島亭でも、五右衛門釜でスープを炊いているそうです。この釜はいいスープがとれる反面、火力が強くなりすぎるため、火加減が非常に難しいそうです。

名島亭では、この久留米式と長浜式のミックスが味の秘訣になっています。後口がよく、あっさりとしてマイルドなスープ。久留米ラーメンの豪快な印象はありません。久留米と長浜をうまく融合させた、優しく飲みやすいスープになっています。やや太さのある麺は、加水率高めで、優しい喉ごし。スープにもよく合います。店内には「元気一杯」と同じく、「博多製麺」の箱がありました。

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注文は「ラーメン(480円)」。東京のラーメン店の感覚からすると、この値段は激安です。他にも「おでん 1コ(70円)」、「ギョーザ 5コ(150円)」など何でも安い。カウンターの端に置かれた名物「辛子高菜」は無料、替玉は100円です。

人柄のいい大将と、有名店なのに町のラーメン屋ぽい雰囲気もいい。やはり雰囲気のいい店、人柄のいい店主が一番。一度でファンになってしまうほど、和みました。3杯目なのに、サラッと食べれてしまうのもいいところです。

なが~い、前置きがようやく終わり、これからメインのホテルへと向かいます。そしてホテルでも食べ歩きは続きます。。


■店名:長浜ラーメン 名島亭 本店
■住所:福岡県福岡市東区名島2-41-7
■電話:092-662-3566
■営業時間:11:00~20:00頃
■定休日:水曜日


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2009年06月29日

元気一杯 福岡

福岡食べ歩きの2店目は、こだわりの店「元気一杯」です。この店の噂は以前から聞いていて、前回の帰省時にも食べ歩き候補になっていました。味に対する評価も高い店ですが、独特の頑固さでも有名。「他の人とちょっとでも違う動きをすれば、店から追い出される」、「スープから先に飲まなければ、追い出される」など、とにかくすぐに客を追い返してしまうという噂。もちろん写真撮影もダメ。携帯もタバコもNGです。

店先に看板はなく、取材も受け付けないため、口コミのみで客が集まってきています。入り口前に「ピンクのバケツ」が置いてあれば営業中。このバケツは元々、店外にならんで待つ人用の灰皿。バケツを目印にしているのではなく、実用のために出しているだけのようです。

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どんな怖い親父なのかと怯えつつ入店すると、「いらっしゃいませー!」という明るい声が迎えてくれました。店主の、まさに「元気一杯」な挨拶。噂と違ってなかなか気持ちのいい店です。店内の壁には、写真撮影、携帯電話、喫煙お断りのマーク。それから、「当店は「ラーメンはスープが命」とこだわる人が集う専門店です。「スープから味わう食べ方」がお好みに合わない場合は、当店のご利用をご遠慮下さい」」というようなことが書かれています。

卓上には高菜漬が置かれています。でもこの高菜漬を先に食べてはいけません。そんなことをすれば、「高菜漬を食べた後にスープの味が分かるわけがない」と、すぐに追い出されてしまいます。とりあえず「普通のラーメン!!(600円)」を注文。スープも一口目は混ぜずに飲まなければなりません。丁寧に多層構造に作られたスープ。確かにこれを無造作にかき混ぜるような行為は、うまいラーメンへの冒涜といえなくもない。味見もせずにコショウをぶっ掛ける行為と似て、ラーメンフリークの逆鱗に触れる行いでしょう。そういう人は、即退場になっても仕方ない。「元気一杯」のご主人もそういう思いなのでしょうか。

スープはマイルドな口当たり。表面には細かい背脂が浮かんでいます。コクのある味わいは、骨髄が溶け込んでいるからでしょう。こういうスープにありがちなザラザラ感もなく、穏やかで非常にうまいスープです。麺はスープほどにはこだわってはいませんが、なかなかおいしい麺。店内には博多製麺の箱がありました。

いろいろと注意事項が多いのは、丁寧に作ったスープをキチンと味わって欲しいという思い。確かに、言うだけあって、普通の博多ラーメンのスープとは違います。これほどおいしかった博多ラーメンは、他にはふくちゃんラーメンくらい。この2店には何度も訪問したい魅力があります。


■店名:元気一杯
■住所:福岡県福岡市博多区下呉服町4-31
■電話:092-263-0220
■営業時間:11:00~22:00、土・日12:00~21:00
■定休日:第3日曜日


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2009年06月26日

うどん平 福岡

福岡出身の僕が、なぜか福岡のホテルに泊まりに行くことになりました。今回のメンバーは全部で5人。まずは相部屋のコチラの方と、食べ歩きをしてからホテルに向かいます。食べ歩き1軒目は、博多うどんの人気店「うどん 平(たいら)」。はじめにこの店の話を聞いた時、正直言って「何も博多でうどんを食べることはないのでは?」と思いました。

というのも、僕が知っている博多うどんは、ちょっと変わってはいるものの、東京の人におすすめしたいほどのものではありません。一般的に博多うどんは、コシが弱めで柔らかい。汁は薄口醤油のサッパリ味。具は「丸天」や「ごぼ天」などです。「丸天」というのは、福岡にはよくある、魚のすり身を揚げたもの。博多はうどん発祥の地という説もあるそうですが、このような個性が本来のうどんに近いかというと、たぶん違うだろうと思います。

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えびごぼう

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昼前に「うどん 平」に到着。既に行列ができていました。店内にも5~6人並んでいて、全部で10人くらいの行列。この場所で、土曜の昼にこれだけの行列ができるとは、さすがに人気店です。「えびごぼう(480円)」と「かしわ(160円)」を注文。「かしわ」とは、鳥の炊き込みご飯のことで、福岡のうどん屋には大抵置いてあります。「えびごぼう」のビジュアルは印象的。えびは丸ごと揚げていて、カリカリの状態。うどんは思ったよりもコシがあります。コシというか、粘り強い感じ。汁は薄めのサッパリした汁。普通の博多うどんの汁なので、僕には違和感ありませんが、他県の人には珍しい味かもしれません。

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かしわ

この店は、うどんよりも店員さんの動きの方が面白い。接客の女性は、ランニングシューズを履いて、フットワーク軽く店内を移動します。ジョギングするように、店内をぐるっと回って注文をとりにきます。更に面白いのは厨房です。カウンターに座ったので、ご主人がうどんを打つ姿を目の前で見ることができました。うどんを何度も機械に通した後、切り出して、すぐに茹で始めます。常に打ち立てのうどんを提供しているようです。こんなに繁盛している店で、ここまでやるとは。味に対するこだわりを感じます。

うどんを打ちが終わると、次は茹で加減の確認です。棒でうどんをすくって、指で1本1本見ていきます。これが非常に丁寧で、かなりの時間を掛けてチェックしています。中のうどんは、その間も茹で続けているので、この時差をどう計算しているのでしょうか。これはちょっと疑問に思いました。

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厨房をよく見ると、疑問は次々と生まれてきます。茹でたうどんを、流しに持っていって水でシメる。それを、1杯分だけ、また鍋に戻します。それをすくって、デポで水を切って器に入れています。なぜ一度水でシメたものをまた鍋に戻すのか、理由が気になります。しかも鍋に戻すときに、1杯目は必ずご主人がやって、2杯目からはおばちゃんに交代します。細かいことですが、このルールは常に守られているようです。「うどん 平」は、まだまだ謎の多い店です。独特のやり方や、よく分からない動き。全て納得がいくまで通ってしまうかもしれません。

※築地王さんの記事はこちら↓
http://www.tsukijioo.com/blog/2009/06/-n.html


■店名:うどん 平
■住所:福岡市博多区博多駅前3-17-10
■電話:092-431-9703
■営業時間:11:30~19:00、土11:30~15:00
■定休日:日曜・祝日


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2009年06月24日

Bar 橋 銀座

「Bar 橋」は熊本の郷土料理などを中心とした、個性的な料理が魅力のバーです。特に気に入ったメニューが「BAR麺」。塩味のあっさりした味に、紹興酒がきいたスープ。バーのラーメンでこれほどのものは滅多にお目に掛かれません。麺は熊本で有名な乾麺を使用。本格的なラーメンに仕上がっています。チャーシューのかわりに、あぶった馬刺しを乗せているのもいい。単にバーで食べれるというだけでなく、ラーメンとしても独特の個性を発揮しています。

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BAR麺

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とにかく「Bar 橋」のフードには圧倒されます。まだまだ個性的な料理がたくさんあります。特に馬刺しはうまかった。もちろん料理以外にも、バーとしてのクオリティは相当に高い。常連になるならこういうバーがいいのではないでしょうか。


バーとは思えない料理の数々!


詳しくは・・


コチラ!


2009年06月22日

赤坂璃宮 銀座店 銀座

昔、「浅草橋ヤング洋品店」という番組で「中華大戦争」という企画がありました。面白おかしく料理バトルをする、ほとんど冗談のような企画でしたが、周富徳兄弟や譚彦彬さんなど、出演者は本格的な料理人でした。この人たちが作る中国料理を一度食べてみたい、と当時は思いましたが、最近まですっかり忘れていました。

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二種海鮮と野菜の炒め

今年、譚彦彬さんが総料理長を勤める「赤坂璃宮 銀座店」の食事券をいただいたので、その念願がようやく叶いました。特別コースなので、メニューにはありませんが、1万円くらいのコースです。デザートを入れて全部で8品。ランチとしてはかなりのボリュームがあります。

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璃宮特製前菜盛り合わせ


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季節野菜のスパイス揚げ


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五目入りフカヒレスープ

店内はお客さんで一杯。昼時だということを考えても、今時、高級店でこの集客はすごい。ところが、食べている人は意外と少なく、大半が料理を待っているようでした。我々も注文してからかなり待たされましたが、何かトラブルがあったのか、厨房が対応しきれていない様子です。

急いではいないので、別にいいんですが、気になるのは、料理が一度に出てきたこと。次々と料理が運ばれてきて、あっという間にテーブルがいっぱいになりました。遅くてもいいから、少しずつ持って来てくれればいいのに。ランチだし、待たせてしまっている状況なのは分かりますが、これではいい状態で料理を食べることはできません。

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天然海老のチリソース


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帆立貝と春雨の蒸し物


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あさり入りチャーハン


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本日のデザート

それでも料理は期待以上で、どれもおいしいものばかり。特に絶妙な火加減には驚きました。食材と油がうまく絡み合っていて、油もしつこくない。食材もいいものを使っているようです。実はそれほど期待していなかったので、ここまでおいしいとは思っていませんでした。

ただ、化調を使っていて、折角の料理が台無しになっているのは残念。中華料理ではよく使われますが、こういう店でも化調を使わなければいけないのでしょうか。すごくいい味付けをしているだけに、ちょっともったいないと思いました。

■店名:広東名菜 赤坂璃宮 銀座店
■住所:東京都中央区銀座6-8-7 交詢ビル5F
■電話:03-3569-2882
■営業時間:11:30~15:00、17:30~22:00、日・祝 11:30~16:00、16:00~20:30
■定休日:無休(年末年始を除く)


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2009年06月19日

鮒与別館ぶち 十条

「酒にこだわったいい店が十条にあるんですが、みんなでいきませんか」。酒好きなマイミク、イボクさんからお誘いがありました。この辺りは昔からの大衆酒場がいくつかある酒飲みスポット。銘柄居酒屋よりも、毎日通ってウダウダと飲める大衆酒場が似合う街です。そんな十条に、うまい酒と産直の素材を使った料理が売りの居酒屋「鮒与別館ぶち」があります。

集合時間に遅れたので、急いでお店に向かいます。「鮒与別館ぶち」と同じく駅前にある、僕の大好きな店「斉藤酒場」。チラリと中を覗くと、いくつか席が空いています。用事がなければ、早めに来てここで一杯やってから「ぶち」に行きたかった。もうかなり遅れているので、チラ見をして足早に店に向かいます。

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豆酩(とうべい)豆腐の味噌漬470円

「鮒与別館ぶち」は、この場所にそぐわないオシャレな外観。若い店主のこだわりが感じられます。入口を入ると、正面のカウンターにメンバーを発見。既にいい気分で酒を囲んでいます。「地鶏シャモロック荒塩焼盛1680円」は、半分くらい残してくれていました。名物シャモロックはさすがにうまい。ここは酒だけでなく、料理も相当なものです。

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カキのオーブン焼き(2個)580円

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真タラ焼白子880円

名物料理は、青森三戸産のシャモロック鶏刺しや、熊本産の馬刺しなど。鮮魚も産地直送の活きのいい素材が揃っています。我々は焼き物を中心に注文。「カキのオーブン焼き(2個)580円」、「真タラ焼白子880円」などをつまみます。

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メニューには珍しい酒が多く、而今、十四代、王禄など、よくある銘柄もあります。カウンターに陣取った我々は、厨房のご主人に相談して酒を決めていきます。「ぶち」のカウンターは特等席。ご主人に好みを伝えると、適当に見繕ってメニューにない酒も持ってきてくれます。

幹事のイボクさん中心に、珍しい酒を次々と注文。僕は大好きな雄町の酒、「小左衛門1,200円備前雄町」にします。ご主人がオススメを持ってきて、カウンター上にドンと置いていきます。その中から選べば外れはない。なんと気持ちのいい店でしょう。

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春野菜の天プラ盛合せ800円

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ズワイガニのカニ味噌和え680円

「豆酩(とうべい)豆腐の味噌漬470円」、「春野菜の天プラ盛合せ800円」、「ズワイガニのカニ味噌和え680円」などもいい。シメは釜飯を注文。「カキの釜飯980円」、「地鶏シャモロックの釜飯980円」をみんなで分けます。

酒も料理もうまくて、値段は高くない。ついつい、いつも以上に飲んでしまいました。それでも一人6,000円くらい。さすがに十条価格なのでしょうか。こんな店が近くにあったら確実に通ってしまいます。

■店名:鮒与別館ぶち
■住所:東京都北区上十条2-31-10
■電話:03-3900-1274
■営業時間:17:30~00:00、祝日:~22:00
■定休日:日曜日


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2009年06月18日

自家製麺 伊藤 赤羽

王子の「中華そば屋 伊藤」に行く途中、どうやら間に合いそうもないことが判明。王子は諦めて、そのまま赤羽の新店「自家製麺 伊藤」に向かうことにしました。赤羽「自家製麺 伊藤」は、王子「中華そば屋 伊藤」の息子さんの店で、秋田の「伊藤」の味を再現した「比内鶏そば」なども食べることができます。

地図によると、店は赤羽駅の目の前、ちょうど交番の斜め前くらいの場所にあります。ところが、そのあたりを探してもそれらしい店舗が見あたりません。しばらく迷った後、よく見るとガラス戸に貼紙がある家を発見。ラーメン店とは思えない、民家そのままの建物で、看板もない。そこが「自家製麺 伊藤」でした。入口は右側の通路を入って、左側の引戸から。どこからでも入れますが、一番奥に券売機があるので、奥から入ります。

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メニューは中華そば、肉そば、比内鶏そば、比内鶏肉そば。それぞれ100円違いで量の違う大中小があるようです。中華そばの具材はねぎのみ。「肉そば」はそれにチャーシューが載ります。「比内鶏そば」は秋田、角館の「伊藤」の味。はじめてなので、まずは「中華そば(中)700円」にしました。

少なめのスープにうずたかく盛られた麺、その上にちょこんとネギが載っています。これ以外にトッピングはありません。「伊藤」らしく超シンプルな見た目。スープは少し粘り気のある、あっさりスープ。玉ねぎのみじん切りなどが入って、甘味と辛みを感じます。スープはまずまずですが、ここまで具をなくすと、もの足りなく感じます。開店直後の訪問だったので、まだ味が定まっていないのかも。

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麺は細麺でゴワゴワと固く、なかなかうまい。「中」でも食べ応えは十分あります。スープはこの麺を食べやすくするためだけにあるのでしょうか。そう感じるほど、あっさりとしたスープ。麺はおいしくて食感もいい。夢中になって食べ進めてしまいます。「比内鶏そば」も気になりますが、それは次回の楽しみにしておきます。

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■店名:自家製麺 伊藤
■住所:東京都北区赤羽1-2-4
■電話:03-3598-2992
■営業時間:11:00~15:00、17:00~スープがなくなるまで/土・日 11:00~スープなくなるまで
■定休日:不定休


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2009年06月16日

レストラン七條 神保町

神保町の小学館ビル地下にある人気洋食店「レストラン七條」。四ツ谷の「北島亭」で修業をした方がオープンさせた店です。

土曜日の昼時でしたが、店内はほぼ満席。店員さんはバタバタと忙しく、お客さんを次々と席に案内しています。ここは相席が基本。僕らも四人席の片側に案内されました。土曜日これほど混むということは、平日の昼はすごいことになってそうです。

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手堅く「ミックスフライ タルタルソース添え(1,350円)」を注文。エビ、帆立、カニクリームコロッケとサラダ。サラダは細かく刻んだキャベツとレタスに、キュウリとカイワレ大根などを合わせています。このサラダを見る限りでは、普通の洋食屋ではなさそうな感じ。

大ぶりなエビはプリプリとした食感。名物のタルタルソースでいただきます。タルタルソースは、かなりマヨネーズ寄りな味。ビネガーの風味で、サッパリとします。このソースであれば、揚げ物も食べやすい。衣は普通ですが、ネタの鮮度とタルタルソースのおかげで、かなり食べやすくなっています。

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エビフライ、帆立フライ、カニクリームコロッケ、どれも悪くはないものの、それほど強く惹かれない。それでもサラダやタルタルソースの繊細さは印象に残りました。エビや帆立もまずまず。もう一つインパクトを求めてしまうのは、神保町という場所柄でしょうか。


■店名:レストラン七條
■住所:東京都千代田区一ツ橋2-3-1 小学館ビル B1F
■電話:03-3230-4875
■営業時間:11:30~14:00、18:00~20:00(土曜は昼のみ営業)
■定休日:日曜・祝日


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2009年06月15日

エン座 石神井 『はんつ遠藤のうどんマップ』出版記念パーティ

はんつ遠藤さんの著書『はんつ遠藤のうどんマップ』の出版記念パーティに行ってきました。会場は石神井の「エン座」。「エン座」は、素材にこだわった武蔵野うどんの店。ラーメンや蕎麦では、粉にこだわる店もありますが、うどんでもこういう店はあるんですね。武蔵野の「武蔵野うどん」にこだわり、練馬区周辺の材料を主に使用しているそうです。

「エン座」は、どの駅からも遠い、行きづらい場所にあります。こういう場所にあるにもかかわらず、高い評価を得ている人気店。しかも出版記念パーティの会場になるほどの、はんつさんのお気に入りです。

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会場に集まったのは、はんつさんのマイミクを中心とした約20人の方々。このメンバーの中に入れてもらえるなんて、嬉しいことです。『はんつ遠藤のうどんマップ』は特別価格、はんつさんのサイン付で、会場でも販売されていました。僕はまだ買ってなかったので、その場で購入。この本には付録でスタンプラリーのカードが付いています。全74軒を制覇して応募すると、その後抽選で香川2泊3日の旅が当たるというもの。半年間で74軒はさすがに厳しいので、僕はもうあきらめてますが。40軒以上制覇すると、認定証と「はんつ遠藤さんを囲む会」への参加券が得られるそうです。

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パーティは定額の飲み放題。うどんは一人一品ずつ注文できます。「みぞれ糧(かて)もり(肉入り)」750円は、「エン座」を代表するメニュー。糧(おかず)の入った、武蔵野うどんのスタイルです。途中で大根おろしを投入すると、また違った味わいが楽しめます。

その他、前々日までの予約が必要な「豆乳ぶっかけ」(時価)や、「冷かけ」600円、秋季・冬季のみの限定メニュー「田舎うどん」800円など、多彩なうどんが並びました。うどんは太くコシがあって、ダシもさっぱり。美しく個性的なうどんの数々。そしてお店の方々の人柄のよさもこの店の特徴です。

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『はんつ遠藤のうどんマップ』は、コンビニにも置いています。『無化調ラーメンMAP』と同じような作りで、持ち運びに便利なタイプ。ちなみに巻頭特集で、はんつ遠藤さんと記念対談をしているのが、「エン座」店主加藤氏です。「武蔵野うどん」に対する熱い想いも伝わってくる対談です。

■店名:武蔵野本手打うどん房 エン座
■住所:東京都練馬区石神井台8-22-1 第一サンライフ105
■電話:03-3922-0408
■営業時間:11:30-14:30(麺切れ閉店あり)
■定休日:月曜日・第1火曜日(月曜が祭日の時は営業・火曜に振替)
※土曜日のみ夜間も営業 18:00-20:30(予約制)



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2009年06月12日

麺屋武蔵 二天 池袋

池袋は東京を代表するラーメン激戦区の一つ。様々なタイプの人気店が軒を連ねています。以前は家が近かったので、頻繁にラーメンを食べに行ってました。最近はあまり行く機会がありませんが、それでも気に入った店には時々顔を出しています。あちこちに人気店があって、どこに行こうか迷うほどですが、結局いつも足が向くのは決まったお店です。

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特にお気に入りのラーメン店は、「麺屋武蔵 二天」です。僕が好きなのはスタンダードな「ら~麺」。かなり完成度が高い一品だと思います。でもせっかくブログで紹介するのだから、「二天」の名の通り、揚げ物が二つ入ってるメニューを紹介したいと思います。

「玉豚天ら~麺(910円)」は、実はそれほど好きではありません。時々食べてみたくなるのですが、それでもまだ4~5回しか食べてないと思います。ベースは同じはずですが、「ら~麺」とはイメージがずいぶん違います。

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「豚天」はチャーシューを揚げたものです。「玉天」は味付玉子を揚げたもの。この二つが入って「二天」ということのようです。これらは別々に食べるとおいしいのですが、ラーメンに入れてしまうと、揚げ物の油のせいで、魚介系スープの風味が損なわれてしまう、と僕は思います。でもこれは好みの問題のようです。

揚げものの油や、「豚天」の海苔の風味がスープに溶け込んだところがいい、という人もいるし、お店の狙いもそこにあるようです。「豚天」は海苔の風味もよく、食べ応えがあります。「玉天」は中が半熟で、不思議な味と食感が楽しめます。

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麺がうまいのもこの店の特徴です。これほど僕の好みに合っていて、いつも安心して食べれる店というのも少ないものです。麺はしっかりとコシのある中太麺。質はかなり高いと思います。魚介系スープにもよく合っています。特にスタンダードな「ら~麺」はバランスがよく、オススメです。ボリュームでは、「玉豚天ら~麺」の方が満足度が高いかもしれません。麺がうまいので、つけ麺もなかなかイケます。限定メニューもよくやっていて、味噌や塩などラインナップはかなり幅広いようです。


■店名:麺屋武蔵 二天
■住所:東京都豊島区南池袋3-14-12
■電話:03・5950・9210
■営業時間:11:00~21:30
■定休日:無休
2009.2.14

東京都豊島区南池袋3-14-12

2009年06月11日

韃靼らーめん 一秀 板橋店

披露宴のお礼もかねて訪れた「らーめんダイニング ど・みそ」。営業終了後、ビールを飲んでくつろいでいると、「どこかラーメン食べに行く?」とマスターが誘ってくれました。今ラーメンを食べたばかりですが、もう1杯くらいはいけそうです。僕のオススメ店に行きたいというので、昔よく食べに行っていた「平太周」をリクエストしました。

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ところが店に着いてみると、「平太周」の店舗が「韃靼らーめん一秀」になっています。環七の伝説的ラーメン店「土佐っ子ラーメン」。その元メンバー平山氏が「土佐っ子」のすぐ近くに出したお店が「平太周」です。「韃靼らーめん一秀」も平山氏の店で、池袋に本店があります。だから「平太周」が「一秀 板橋店」になってもそれほど違和感はありません。

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「特製ラーメン(850円)」の作り方は豪快。まずは空の丼を並べて大量の背脂を投入します。麺を入れた後、さらに上から背脂を降りかける。カエシはものすごく濃いので、大量の背脂を入れてちょうどよくなるほどです。スープ1/3、カエシ1/3、背脂1/3くらいのバランスで構成されたスープ。このインパクトはすごい。こんなラーメンは他にはないと思います。

丼の表面は背脂で真っ白ですが、中は真っ黒。麺はカエシがしみて、甘辛く味が濃い。これに大量のニンニクが加わり、パンチのある個性的なスープになります。

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麺に韃靼(だったん)という蕎麦粉を練りこんでいるのが店名の由来。僕は以前から「平太周」の麺が好きでした。麺が「韃靼」になったので、変わってしまったのでは?と心配しましたが、食べてみると相変わらずうまい。製麺所が同じ「つるや製麺」ということもあるのでしょうか。たしか「土佐っ子」も「つるや製麺」。麺は昔から変わっていないのかもしれません。

平山氏のラーメンは、「土佐っ子」時代とはずいぶん違うと思いますが、系統は似ています。昔、大好きだった「土佐っ子ラーメン」。あの頃の味に近いラーメンが食べれる「韃靼らーめん一秀」は、僕にとって貴重な店の一つです。


■店名:韃靼らーめん 一秀 板橋店
■住所:東京都板橋区双葉町44-5
■電話:03-3579-7307
■営業時間:18:00~4:00
■定休日:月曜日
2009.5.22

東京都板橋区双葉町44-5

2009年06月09日

伊勢藤 神楽坂

居酒屋通の岡部さんのお誘いで、神楽坂の伊勢藤に行ってきました。毘沙門天のすぐそばにひっそりと佇む日本家屋。縄のれんがなければ居酒屋の存在に気づかないほどひっそりとしています。伊勢藤の創業は昭和12年、現在の建物は昭和23年に建てたものだそうです。中に入ると、静かに張り詰めた空気が流れています。コポコポと湯が沸く音以外何の音も聞こえません。カウンターの前でお燗の番をしているのがご主人。店内は静まり返っています。

小さな座敷に通されました。席に着くと、岡部さん、Mさんお二人とも正座をしています。「なんで正座してるんですか?」と聞くと、「しっ!静かに・・」。なぜ静かにしなければならないのだろうかと、疑問に思いつつ、そのまま4人正座して、お通しが来るまで黙って待ちます。これではまともな会話すらできません。岡部さんはこの状態を面白がっているように見えますが、実際はどうなのでしょう。初訪なので、このへんの感覚がつかめません。

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伊勢藤では、大きな声を出すことはできません。話をする時はひそひそ声が基本。少しお酒が入って盛り上がってきたカウンターのお客さんは、「静かにしてください」と注意されていました。ここでは酔っ払ってはいけません。

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酒は「白鷹」のみ。「お燗でよろしいですか?」とだけ聞かれます。もちろんお燗です。日替わりのお通しは1汁4菜。この日は、ウニ、豆、たけのこ、鴨といったラインナップ。

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「御用があれば鳴らしてください」と大きな鈴が渡されます。これは罠でしょうか。こんなもの鳴らしたら怒られるに決まってます。酒の追加など、どうしても鳴らさなければいけない時は、ごくごく慎重に。ゆっくり持ち上げて、少し傾けると、ガランと小さく鳴りました。そのかすかな音を聞き分けて、すぐにお店の方が来てくれます。

なんだかんだ言って、酒を何度もお替りしました。でも緊張しているせいか、それほど酔いがまわりません。ちょっといい気分になってきた頃、次の店に行くことにしました。お会計は一人3,000円いかないくらい。それほど飲んでないし、食べてもいません。それでも上質な時間を過ごした満足感は、何ものにも変えがたい。さすがに老舗中の老舗。ただならぬ空気が流れる素晴らしい居酒屋でした。


■店名:伊勢藤
■住所:東京都新宿区神楽坂4-2
■電話:03-3260-6363
■営業時間:17:00~20:30
■定休日:土曜・日曜・祝日
2009.5.20

東京都新宿区神楽坂4-2

2009年06月08日

カドヤ 恵比寿

恵比寿駅のすぐ近くにある大衆酒場「カドヤ」。早い時間から多くのお客さんで混み合っていて、入口は立ち飲み客で溢れるほどの人気店です。僕らの訪問は少し遅い時間だったので、店内は既に満席。奥のテーブル席には座れず、入口付近の立ち飲み席になりました。店内は奥まで気持ちよく見渡せて、壁には品書きの短冊がいっぱい貼り出されています。しかもほとんどが300~400円台という安さ。

「カドヤ」の特徴は、この安いメニューだけではありません。ジョッキで味わう、キンキンに冷えた「角ハイボール」もその人気の秘密。しかも角ハイボールもジョッキで400円という安さです。空のジョッキが次々と下げられ、入れ替わりに新たなハイボールが運ばれてきます。その様子はまさに壮観。飲んでいて非常に気持ちのいい店です。

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定番の「名物鉄板ホルモン」(450円)、「とんぺい焼」(480円)などを注文します。飲み物は角ハイボール(400円)にしました。「カドヤ」の賑やかな雰囲気は落ち着きます。大騒ぎする人はいませんが、皆自分たちの会話に夢中で楽しそうに時間を過ごしています。意外だったのは女性客が多いこと。恵比寿という場所柄でしょうか、こういう大衆酒場にしては珍しく、客層が若く、女性が多い。相変わらず角ハイボールが次々と運ばれてきます。店員さんから声が掛かって、奥のテーブルに移動させてもらえることになりました。

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とんぺい焼

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名物鉄板ホルモン

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角ハイボール

まさに飛ぶように角ハイボールが運ばれてきます。角ハイボールには、普通の角だけでなく、黒角のハイボールや、角をコーラで割った珍しい「角コーク」などもあります。「カドヤ」の活気の源は、このハイボールによるものです。2杯目は角コーク(430円)にしました。これは意外でしたが、コーラと角はよく合います。僕は家で角を飲むことも多いので、一度家でもやってみようと思います。

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とり皮ポン酢(400円)

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オニオンスライス(黄身酢付)(300円)

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角コーク

ハイボールばかり飲んでいると、最後のシメに生ビールが飲みたくなりました。生ビールはサントリーのザ・プレミアム・モルツ(430円)。生が430円というのもかなり安い。生ビールの味は入れ方にかなり左右されますが、「カドヤ」の生はおいしい生ビールでした。しかもプレミアム・モルツがこの値段ということで、かなりお得です。次回はハイボールよりも生ビール狙いで訪問しようと思います。

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ハムかつ 1枚 180円

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ザ・プレミアム・モルツ



男二人でよく飲みました


ご一緒したのは・・


コチラ!


■店名:カドヤ
■住所:東京都渋谷区恵比寿南1丁目8-3 1F
■HP:恵比寿カドヤ
■電話:03-5773-3601
■営業時間:16:00~23:30
■定休日:無休
2009.5.20

東京都渋谷区恵比寿南1丁目8-3

2009年06月03日

とんかつ やまいち 神田

神田近辺は戦災を免れた古い建物が多く、「かんだやぶそば」や鳥すきの「ぼたん」、あんこう鍋の「いせ源」など、老舗も軒を連ねています。とんかつの「勝漫」もこのあたりにありますが、そのすぐそばに、「勝漫」出身の「やまいち」があります。

店内に入ると、入り口付近のイスに数人座って順番待ちしています。小さなカウンターに大テーブル。その脇に2人掛けのテーブルがあるだけの小さな店ですが、清潔で落ち着いた雰囲気です。正面の厨房では、カツを揚げるパチパチという音と、サクサクの衣と包丁が触れ合う金属音が聞こえます。

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しばらく待つと、2人掛けのテーブルを勧められました。卓上にはラッキョウと梅干。これはサービス。ソース、おろしポン酢、塩、ゆず胡椒などが置いてあります。この種類の多さを見れば、とんかつをおいしく食べて欲しいというお店の気持ちや、こだわりがよく分かります。

定食は、「特ヒレ」2,100円、「特ロース」2,000円、「車えびフライ」二本・1,400円、三本1,900円、「合わせかつ(ヒレ小・ロース小)1,500円などがあります。「特ロース」にしました。一口目は、何もつけずにいただきます。衣はカリカリで香ばしい。ごま油の香りが食欲をそそります。脂身は多いものの、甘味があって食べやすい。さっぱりとしているので、これならいくらでも食べれる気がします。

次に塩をかけてみます。ややピンクがかった平たい結晶の塩。これをパラパラとカツにのせます。塩は肉の味を楽しむには一番いい。でもこのカツは塩ではもの足りなかった。塩よりも、ゆず胡椒の方が合っているようです。僕が気に入ったのは、カラシとソースを肉に少しつける食べ方。ソースを衣につけるとサクサクの衣が台無しになってしまいます。必ず肉に、少量つけるのがおいしく食べるポイントです。

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単品の揚げ物もあります。「車えびフライ(1本)」500円、「串かつ(1本)」450円、車メンチ300円、貝柱コロッケ250円、海老しんじょう揚げ250円、ヒレ一口かつ250円、かきフライ(十月~三月)250円などがあり、自分の好みで選んで、400円プラスで定食にすることもできます。平日の夜は20:20までで、ちょっと早いですが、お酒も置いてあります。ツマミにはかなり期待ができる店なので、一度夜に飲みに行くのもよさそうです。


■店名:とんかつ やまいち
■住所:東京都千代田区神田須田町1-8-4 玉井ビル1F
■電話:03-3253-3335
■営業時間:11:00~14:20、17:00~20:20
■定休日:日曜・祝日
2009.5.23

東京都千代田区神田須田町1-8-4

2009年06月02日

LA FEVE(ラ・フェーブ) 春日

今年2月、「LA FEVE(ラ・フェーブ)」は系列の「豆の木」と店舗を入れ替えました。元々「LA FEVE」の関連店として出店した「豆の木」は、大通り沿いの店舗、カウンターで洋食を提供する店でした。揚げ物やハンバーグなどはなかなかでしたが、今回「LA FEVE」のあった、やや奥まった店舗に移動しました。入れ替わりで表通りに来たのが、本体の「LA FEVE」。カウンター8席のみで、気軽に食べれるイタリアンの店として再出発しました。

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店に入ると右側に真っ白なカウンター。卓上には小さなグラスに入ったロウソクなど、可愛い小物が並んでいます。まずはグラスでスパークリングワイン(600円)を頼みます。お酒はその他にも、グラスワインが600円、焼酎(芋・麦・米)が500円、自家製黒糖梅酒が600円など。このくらいであれば、かるく1杯やるにはちょうどいい値段です。

「海の幸と旬の野菜のスパゲッティーニ」(1,300円)は、エビ、タコ、イカ、アサリ、ホタテの貝柱、マッシュルーム、アスパラガス、キャベツなど具材が多く、味付けもいい。このボリュームであれば、コスパは悪くありません。味付けはやや塩気のきいた薄味で、はっきりとした個性が感じられるものの、食後感はサッパリとしています。

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パスタがあまりにサッパリとしていたので、先にスープでも頼んでおけばよかったと後悔しました。これから食べるとしたら、デザートとコーヒー(400円)くらいでしょうか。この日のデザート(350円)は、シフォンケーキ、バターのパウンドケーキ、ティラミス、ブラマンジェ。その中でもオススメというブラマンジェをお願いしました。白ゴマのブラマンジェに、キャラメルソースとミントの葉の香り。これも気持ちよくいただきました。

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「LA FEVE」のランチは、「パスタプレート」(900円)は若鶏のカレースープスパか、トマトクリームスパ、「お魚プレート」(1,000円)はメカジキのソテー、「お肉プレート」(1,000円)は豚フィレ肉の蒸し焼きと、3種類あります。夜、カウンターで好きなものを食べて楽しむのもいいけれど、昼のプレートも気になります。次回はランチにするか、それとも「豆の木」でハンバーグでも食べるか、この近くに住む人にとっては、今後楽しみな店の一つです。


■店名:restaurant LA FEVE(ラ・フェーブ) 小石川本店
■住所:東京都文京区小石川1-7-9
■電話:03-3812-1658
■営業時間:11:30~14:00、17:30~ラスト
2009.6.1

東京都文京区小石川1-7-9

2009年06月01日

TJ’S BAR(ティージェイズバー) 勝どき

築地「ととや」の後、向かったのは勝どきの「TJ’S BAR(ティージェイズバー)」。オーセンティックなバーではなく、オシャレなパブっぽい雰囲気のバーです。店名に「Raaa麺&dining」とうたっているように、ラーメンなどのフードに力を入れています。バーはお酒がメインなので、フードはあまり種類がないのが普通。それだけに、数少ないフードはこだわり抜いた逸品になります。凝り性なバーテンダーさんは、フードにも高いレベルを求めます。数日間煮込むなど、相当手の込んだカレーライスや、手打ちのパスタなど、力の入れようが普通ではありません。「毎日は出せない」というような、採算度外視の仕込をする店もあるほどです。

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Raaa麺 950円

バーでラーメンを出すのは難しいことです。厨房のスペースなどを考えると、普通のバーで本格的なスープを作るのは困難だと思います。時々メニューに見かけることもありますが、大抵は即席ラーメンを利用したようなものです。ところがこの「TJ’S BAR」の「Raaa麺 (950円)」は違います。工場生産ですが、しっかりとした豚骨ベースで、豚や鶏の旨みが溶け出した本格的なスープに仕上がっています。材料の豚や鶏は、産地や飼料にこだわったものを使用しているそうです。

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焼きRaaa麺 900円

飲みものは、ギネス(700円)、コロナエキストラ(700円)あたりにしました。やはりパブっぽい雰囲気の店の場合、ビールが飲みたくなります。ツマミは和風ミックスナッツ(400円)、国産鶏のから揚げ(850円)などを注文。面白いものでは、焼きRaaa麺 (900円)などもあります。焼きラーメンといえば、博多の屋台「小金ちゃん」が発祥。最近では居酒屋でもよく見かけるメニューです。

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Raaa麺のスープで煮込んだカレー(野菜) 950円

「TJ’S BAR」では、カレーも人気メニューになっています。「Raaa麺のスープで煮込んだカレー(野菜) (950円)」も面白い。こちらもバーフードとしては、かなり個性的です。「TJ’S BAR」は、どちらかというと、夜食を食べに行くついでに1杯やるような店ではないでしょうか。フードも充実しているし、気軽に使えて、しかもスタイリッシュな店です。2軒目、3軒目の店として、使い勝手のいい店だと思います。


■店名:Raaa麺&dining TJ’S BAR(ティージェイズバー)
■住所:東京都中央区勝どき4-4-9
■電話:03-6770-1477
■営業時間:12:00~14:00、18:00~23:30 ※土・祝は夜のみ
■定休日:日曜日
2009.5.22

東京都中央区勝どき4-4-9